クロス職人の坂口です。(*^-^*)
今回はクロス職人の腰道具のお話。腰袋って本当にかっこいいですよね。
クロス屋さんの腰袋は本当に道具が多いです。そして何より原始的。
そろそろ空飛ぶ車が開発されるんじゃないかっていうこの時代に、
刷毛とカッターとヘラを使った手作業の職種って1周回ってお洒落だなと感じるのは私だけでしょうか?( ´艸`)
クロス屋さんは、職人さんによって腰袋の姿形は様々です。
最近では自身の腰袋をSNSなどで発信している方も多く、先日クロス屋さんの「腰袋選手権」なるものも開催されたようです。
以前、公式のYouTubeチャンネルで僕の腰袋を紹介した動画が再生回数2万回を超えています。動画はコチラ
お客様に見てもらうつもりで始めたYouTube動画の一番人気の動画が「腰袋」だと微妙な感じですが(;´∀`)
僕の腰袋ですが、動画を撮影したころと少し変わっていて、
両サイドに小さな腰袋を配置して左手で使うものは左の腰袋、右手で使うものは右の腰袋にいれています。
左には地ベラ8寸(本職0.6mm)地ベラ小、カッターの刃2種(ジョイント用に職専超鋭角0.3、目透しカッター替え刃)
角利目打ち3本、極みジョイント定規20㎝、30㎝。
右には本職ローラー60mm、撫で刷毛(表具用の馬毛、羊毛混合)スムーサーtutu(8寸)カッター2種(職専フッ素ロング、職専目透しカッター)竹べら、ヤヨイのオールステン裁ちばさみ、VESSELドライバーなどです。あ、あとテープホルダーにカットテープや、マスキングテープと和紙くいさきテープを吊っています。
そしてふんどしのようにスポンジ袋(山岡プロポケット)を吊っています。
とにかく背中側に道具を配置するのがイマイチしっくりこないで、この両サイド+ふんどしスタイルになりました。
この道具の内容を見て、角利の目打ちって何?と感じたクロス屋さんも多いと思います。
僕も目打ちなんていらない派でした。
クロス屋さんは絶対この目打ちは3本腰袋に忍ばせておいてください。
世界が変わります。その使い方などはまたブログに書きますね。それではまた(‘ω’)ノ