クロス職人の坂口です。( ^ω^ )
今回は和歌山県伊都郡九度山町で介護施設の新築工事に来ています。
僕達の業界ではこのようなでかい現場を箱物とか野丁場というのですが、正直この空気感、久しぶりです。懐かしさすら感じます。
26歳で独立した当初はこのようなでかい現場で仕事をすることが多かったのですが最近は在宅のお客様のもとで仕事をさせて頂くことが多くなりなかなか来ることがありませんでした。
この現場は壁紙の数量は約2万m。かなり大規模な工事です、
少し工程が遅れており、現場の監督さんたちには少し焦りの色が伺えます。
こういう場合、クロス職人をたくさん入れれば終わるというわけでもなく、軽天屋さんなどの前工程の業者さんが終わっていないと、すぐに追いついてしまい、たちまちクロス屋さんが手待ちになってしまうんです。
なのでこの現場のクロス部門の管理をされている職長さんは、他の業者さんと緻密な打ち合わせを重ね段取りをしてくれています。
僕も昔は職長ばかりしていたので、その苦労がよくわかります。
はっきり言ってこの規模になると職人が職長をするのは無理があると感じます。誰か専任担当者を置いて現場を管理するのが一番だと思います。
久しぶりに一緒に仕事をする職人さんたちもいて、和気藹々とみんなでコーヒー飲んで、いろんな職人さんの話が聞けて、それはそれで本当に楽しい時間です。来週もこの現場を依頼されています。来週が山場です。まだ約半分の1万m残っています。笑
9月17日までにある程度貼り終えていないと、組の検査まで間に合わないそうです。これは大変だ♪(´ε` )