クロス職人の坂口です。(*^-^*)
先日、来店くださったお客様からトイレのクロス施工のご依頼がありました。
場所は和歌山市神前。
腰壁にタイルが張られています。
最初ご相談くださった際は、出来るだけ予算を抑えて、タイルの上にシールみたいなものを張ってほしいといわれましたが、腰壁に貼れるダイノックシートなどはそもそも材料だけで高額です。そこで提案させていただいたのが「タイルの上にクロス!」の選択肢でした。(*^-^*)
一般のリフォーム屋さんではタイルの上になんかクロスは張れません!と99%いわれます。
その1%を可能にしてしまうのがクロスエスの強み!です。
今回はタイルの上に「ハイタックエコ」を使用します。
群馬県のウォールボンド工業が製造している超強力プライマーです。
タイルの上はツルっとしていてパテがのらないので、パテにより下地を平滑にすることは出来ません。
お客様にはタイルの型がクロスの表面に浮き出てくるのを了承いただいた上での施工です。
ハイタックエコを原液で塗布。地道に刷毛でたっぷりと塗るのが肝心!端もきっちり塗ってください。
最初は白いですが、乾くと透明になり表面がねちゃねちゃします。
物凄くねちゃつくので壁紙の糊との接着が期待できますね。
水で薄めるシーラーだと水分が多いのでタイルの上にはのりません。
必ずプライマーで行きます。
貼る壁紙はタイル下地からの通気性は期待できないので。壁紙の表面から通気性が期待できる壁紙にしましょう。
量産型のクロスはすべて表面からの通気性があります。
通気性が無いのは、「汚れ防止加工」が施されたクロスや、「表面強化、スーパー耐久性」などのクロスです。
ここは気をつけてください。
施工後の写真を観てみると、浮き出たタイルの形がなんともいい感じの柄になって最高!
これひょっとして、カラークロスとかはってもタイル柄になってめちゃいい感じじゃね!?と思いました。
また一つお客様への提案が増えました!(^^♪
今回の工事は弊社在庫品による施工でクロスと床工事で予算も40,000円で収まりました。
8時半から16時半に完了!
この度はご依頼誠にありがとうございました。