クロス職人の坂口です。(^^♪
今日から、施工難易度マックスの新築住宅に乗り込みです。
最近はもっぱら壁紙張り替え現場が多いため、新築は久しぶりです。
今回は独立当初からお世話になっている内装工事店の下請け仕事。
久しぶりだからといって、新築住宅の壁紙施工が不安だということはありません。
経験年数23年、たくさんの現場を経験してきたので、新築も張り替えもそつなくこなします。
さあ、今回の現場は一言でいうと「ええ家」です。お金かかってます。こんな家に住めたら最高だわ。
天井は大工さんの手仕事で板張り、壁のクロス仕上げは、極薄表面強化クロスと珪藻土クロス、
マグネットのクロスもあります。クロス屋さんからしたら、かなりストレスのかかる内容です。
しかも形は滅茶苦茶凝っているので施工にもかなりの時間がかかりそうです。全く時間が読めません。
1日目の今日は、先輩職人仲間2人に来てもらってパテ処理。
「良くこんな現場請ける気になったな」と笑いながら言われました。(笑)
パテ処理とは、大工さんが造ってってくださった下地に、下地材(パテ)を埋めていく作業です。
建物の壁は最初から平らなわけではなく、僕たち職人が平らにしているんですよ~
通常のパテ作業は、下塗りと上塗りの2回仕上げで納めるのですが、
今回は下塗り、中塗り、上塗りの3回仕上げです。材料が薄いので表面にパテ後が浮き出てこないように入念に
きっちり仕事をするのは職人の役目です。お客様が住む大切な家だから。
エンドユーザー様と最近お話しする機会が増えて、下請け仕事でもそのようなマインドをしっかり持てるようになりました。
引き続きレポートいたします。