和歌山市吉原にある新築。施工難易度MAX2日目

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

今日は疲れました。とにかくこの複雑な形状の壁の下地処理を終える事が2日目の目標でした。

クロスのパテ処理とその後のパテを研磨するこの下地処理の作業は非常に重要で、

仕上がりの70%はこの工程で決まるといっても過言ではありません。

今回は激しく薄いクロスを施工するので一つ一つ不具合がないかチェックしながら処理しました。

パテ処理は細かなビスの穴も埋めていきます。ビスとは壁に埋まっている「ねじ」のことです。

一つたりとも逃してはいけません。根気のいる作業です。普段はこのビス穴埋めも1回だけなんですが、念には念を入れて2回です。

この記事を同業者が読んでくれていたら、非常に手間のかかる現場なのが容易に想像できるはずです。(;^_^A

その後パテの研磨作業に入ります。クロス屋さんにとっても一番キツイ作業です。

研磨作業では非常に体力がいります。

きな粉のようなパテの粉が空中に舞い上がり、以前の日記でもふれたように顔中粉まみれになり,

罰ゲームを食らった人のようになります。

今日は、友達の職人さんの若い衆と、先輩クロス職人の3人での作業でした。

先輩の職人さんは親方が一緒で、いわゆる「兄弟子」になるのですが、こんなややこしい現場は大好物で

「職人の中の職人」です。そんな仲間が僕の周りにはたくさんいます。

僕もこの現場ではナチュラルハイです。意地でも綺麗に貼り上げるつもりです。

なかなか触る機会のない壁紙を綺麗に貼り上げた時の感動ややりがいは何事にも代えがたいもの。

明日はいよいよ貼りこみです!

 

 

 

 

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