クロス職人の坂口です。(^^♪
僕達のようなクロス職人は毎日現場にでて、壁紙を貼る事でその対価を頂いています。
どこの会社にも属さず、フリーランスで仕事をしている職人さんがほとんどです。
クロス職人あるあるなんですが、1週間先の自分のスケジュールが例え1日でも埋まっていないと不安になるんです。
僕もそのタイプで、空いている日にちを埋めるために、お世話になっている内装工事店に「この日空いてるんですがどうですか?」なんて営業電話をよくかけていました。とにかく職人にとっては予定をパンパンに詰めるのが唯一の安心材料なんです。
特に年度末が明けたこの時期4月~5月はクロス職人にとっては総体的に暇な時期であり、職人はみな不安になる時期でもあります。
最近は少し考え方も変わり、よほど空きがある場合以外は営業電話を控えるようにしています。
その理由としては、何かトラブルのがあった際にすぐに対応できるように時間と気持ちの余裕を持つためです。
その余裕があれば、物事を冷静に判断できるようになるし、現場でバタバタすることもなく壁紙の施工に集中できます。
そして現場に出ない時間を使って、現場で出たごみの産廃業者への運搬や、現地調査、今後の経営方針の勉強等に時間を使うようにしています。そしてやはり家族との時間が1番大事です。
焦れば、現場でミスもしやすくなるし、ケガのリスクも高まります。クロスエスの従業員の子たちもそこには賛同してくれています。
目の前の現場を追うのではなく、長期的なスパンで物事を考えないと自分自身も成長していかないと実感しています。
腹も八分目、スケジュールも八分目に抑える。体と心の健康をためには大事なことだと考えています。