和歌山市吉原の新築。クロス施工記録3日目。

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

施工難易度MAXの吉原の家も今日から本格的にクロス貼りです。

入念な下地処理を終え、今日はリビングルームから貼りだしました。

今日は兄弟子の先輩職人さんと、同い年のじゅんちゃんとその若い衆、

クロスエス専属職人しんちゃんと5人で大賑わいの作業でした。

 

基本的にクロス屋さんが最も貼りやすいのはまっすぐな壁です。

いわゆる障害物のない壁ですね。

しかしこの現場にはどこを見渡しても障害物しかありません。(;^_^

 

珪藻土クロスを貼る際の注意点としては、糊を壁紙に塗布した後すぐに張り出さず、しっかりと壁紙を熟成させてから貼ることです。

冬場は糊が冷たく、接着機能が一番低下する時期でもあります。春、秋が糊のコンディションが良好な時期です。

表面を傷めないように柔らかい撫で刷毛を使い、継ぎ目の処理には最新の注意を払わないと、失敗すればごまかしがききません。

たくさんの職人が集まっての作業でしたが、みんなの目は真剣そのもの。

やはりむずかしい材料をはるのは、職人としてゾクゾクするんでしょうね。

毎回、このような現場の状況に置かれて思うことなのですが、仲間って本当に財産だなと。

決してお互い暇ではない職人仲間が何とか都合をつけてこうやって現場に応援に駆けつけてくれる。

僕もみんなが困ったときには助けに行くよ~。

 

そんなこんなで、リビングルームと和室一間を貼り上げて3日目は終了。

しっかり下地処理を行っていたので仕上がりは良好です。

まだまだ序盤戦。引き続きレポートします。

 

 

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