クロス職人の坂口です。
今日は現場が重なっています。和歌山市湊紺屋町のY様邸のEBクロスリコール案件と、
海南市下津町にある蚊取り線香で有名な某大企業のクロス工事。
クロスエスのメンバー、職人仲間と2手に分かれて作業を致しました。
今日の現場はこんな感じ。
オフィス内の工事です。既存の壁を砕いてはめ殺しの窓を入れてその後クロス貼りです。
この工事をするために皆さんいくつ業者さんが入っているかわかりますか?
先ずは解体屋さん、窓枠、ガラスを入れるサッシ屋さん、壁を作る軽天屋さん、電気設備をを仕込む電気工事士、そしてクロスと巾木で仕上げる僕(クロス屋さん)こんな感じですかね。
現場仕事は専門分野で分かれています。それぞれの職人が力を合わせて作り上げています。
既存の壁のクロスの仕上がりを見てみると、そこら中の壁に黄ばみや壁の変色が見られました。
この壁紙の汚れ・・・皆様の御自宅にありませんか?
壁紙ってそんな汚したつもりもないのにいつの間にか汚れている・・・そんな経験ありませんか?
写真のこの汚れは実は壁紙の糊の吹き残しが招く汚れなんです。ここの現場監督さんもその話を聞いて興味深々でした。
「え、これって経年劣化の汚れじゃないの?」と。
塩分濃度の高い糊(壁紙の接着剤)は吹き残した場合、経年と共にその上にバクテリアが反応し油汚れのように表面に出てくるんです。
見た目も汚い・・・。
変色しにくい糊を使うことでこれらはある程度防げます。そもそも壁紙の表面に出来るだけ糊を付着させないのが一番ですけどね。
クロスエスはもちろん変色の少ない糊しか使いませんし、壁紙の表面に糊をつけません。
今日も無事2つの現場を終えました。職人仲間の方々お疲れ様。
明日はみんなで和歌山市湊紺屋町のEBクロスリコール案件、最終日です。