クロス職人の坂口です。(*^-^*)
大阪の工務店様から、インターネットからのご依頼で和歌山県西牟婁郡白浜町のマンションの現場に来ています。
「職人さんが見つからない5月14日までに工事を終わらせてくれないか」というご要望で、
普段なら新規の下請け仕事は支払いリスクなども考え、断る可能性もある案件ですが、
今回は工務店様もとても丁寧な対応をしてくださり、支払い条件もしっかり提示してくださったことで、契約に至りました。
とにかく急いで材料を発注して仕事を納めなくてはいけません。
調査初日に即契約、材料採寸、注文。職人さんの手配も全くできてない状況でもやるしかありません。(*ノωノ)
せっかく白浜まで時間をかけてきたのだからそりゃ壁紙剥がして帰るでしょ!って感じで作業開始。
しかし既存の天井が全く剥がれません・・・・。今年一剥がれないかもしれません。
急ぎの現場でこれにハマると焦ります。
焦りはケガのリスク、正常な判断力を失います。それほどクロスが「剥がれない」というのはクロス職人にとっては「地獄」なのです。
下地はベニヤ板。木の薄板が何層にもなっている下地材です。これがまた厄介。スクレイパーという道具を使用するのですが、
剥がす際に表面を削ってしまい下地が傷むのです。
その日は天井を剥がす作業の途中で終了。メンタルボロボロ、天井もボロボロ。しかしただでは転びません。
剥がしやすくなる方法を頭の中で作業しながら考えて、少し閃きがあったのでその細工をして現場をあとにしました。
またこの方法に関してはブログに書きます。
今日も白浜町に走ります!ご安全に!