壁紙を腕のいいクロス職人に貼ってもらう方法

クロス職人の坂口です。
今回はちょっと掘り下げて話をします。

新築住宅の購入、リフォームの予定がある方はクロス選びに頭を悩まされている方々も多いと思います。

クロス職人の仕事は、女性のお化粧と同じ。
大工さんが作ってくれた土台に、
私達が下地を作り壁紙を仕上げる。
お客様が生活していく空間を彩るやりがいのあるお仕事です。
  
常にお客様の目に触れるものなので、ヘタな誤魔化しは効きません。
職人の「上手い下手」がはっきりとわかる職種です。

「施主と職人の温度差」

長い期間ローンを組んで購入する家。
適当な仕事でクロスを貼られたらたまったもんじゃありませんよね。

しかし、「施主のために」とクロスを貼りにくる職人さんはほぼゼロだと思います。
それはなぜか?

「施主は知らない人だから」
「施主から直接お金もらうわけじゃないから」
「毎日の作業として現場に来るから」
などなど…

キレイに貼ってくれる職人

「綺麗に貼ってくれる職人」

細部までこだわりを持ち、いい仕事をする職人はやはり繁忙期、閑散期に関わらず1年間安定した仕事をこなしています。適当な仕事をする職人は年間通しても暇になる事が多く、現場に出れない状況が続くために更に腕が鈍る。こういった悪循環に陥ります。

じゃあどうすれば綺麗な仕事をしてくれる職人さんに来てもらえるの?と疑問に持たれる方もおられると思います。職人目線でその方法をお教えします。

  1. 依頼した工務店、ハウスメーカーに一言。

    「腕のいいクロス屋さんでお願いします。」

    まず重要な言葉です。最初の打ち合わせの段階なら「腕のいい大工さんで」って重ねていうのもオススメです。下地の良し悪しは大工さんで決まります。

    ハウスメーカーも工務店も大体わかってます。
    腕のいい職人、そうでない職人。
    協力業者、一番手、二番手、三番手。
    まず、その言葉で腕の悪い職人が来る事は回避できます。

  2. 工務店ハウスメーカーに二言目。

    「コーキングを極力使わないでください」

    ジョイントコーク

    クロス職人が隙間を埋めるために使う仕上げ材に「ジョイントコーク」という便利なものがあります。

    基本的にコーキングは職人にとって必需品なのですが、荒い仕事もこのコーキングによってある程度綺麗に誤魔化せます。お客様がその言葉を伝える事で
    コーキングに頼りがちの「隙間職人」が来る事も回避できます。

  3. 工務店、ハウスメーカーに禁断の言葉

    「私の親がクロス屋です。」

    私の親がクロス屋です

    これは前述した二つの言葉よりもかなり効果が期待できます。嘘でいいんです。笑
    「親がクロス屋さんという事は…素人さんでは見落としがち是正箇所もズバッとツッコミを入れてくるはず。ヤバイな。」
    それを聞いた工務店は必ずその事を施工業者に伝えます。お客様のクレームが1番厄介な問題で、回避したいはずなんです。
    自然とイケてる職人が選択され、自宅のクロスを貼ってくれるでしょう。

    こういった要望をお客様が少しでも発言する事で、
    ご自宅の建築に携わる各業者同士で「〇〇邸の施主は親が内装業者。」と噂になります。お客様が知らない業者に伝える一つのメッセージでもあります。

ここで現場に緊張感が生まれる。
皆が良い仕事を心がける。
その環境こそが、大金を叩いて買う「家」という商品のあるべき姿ではないでしょうか。

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