クロス職人の坂口です。(^^♪
今回は、人気の ウイリアムモリス の壁紙についてお話しします。
ウイリアムモリスといえば、イギリスの芸術家が手掛けた美しいデザインが特徴。
輸入品は幅52㎝・10m巻で ¥25,000~ と、なかなかの高級品です。
「そんな高い壁紙は手が出ない…」というお客様も多いのですが、
実は サンゲツ や リリカラ から、国産企画で発売されているんです。
これ知らない人、結構多いんです。
価格は
輸入のモリスが1mあたり2,500円。(52㎝幅 10m巻き)
国産の場合、1mあたり500円(92㎝幅 1m~自由に注文可能)
掲載カタログは サンゲツFINE と リリカラWILLの前半の方に掲載されています。(2025年8月現在)
もちろん、手触りや質感は輸入品に一歩及ばないところはありますが、
国産クロスの価格とコスパを考えると、十分「アリ」だと思います。
モリス柄がより映えるのは、ドア枠や廻り縁がホワイトの場合です。
明るめのグレーも合いますが、黒い枠だと重くなり、魅力が半減すると個人的には思います。
僕のおすすめは、リリカラWILLの
いずれも施工経験がありますが、どれも奥行きのある上品な仕上がりになりました。
さて、最後に少し変わったクロスのご紹介を。
張り替え工事には「絶対に使うな!!」と業界で言われているクロスがあります。
それが リリカラ ブリティッシュカラーシリーズ。
モリスページの最後に掲載されています。
このクロスは国産の中でも極端に薄く、
下地の凹凸が出やすいことから敬遠されがちです。
しかし、条件さえ整えば、この薄さが逆に高級感を生み出します。
綺麗に張り上げた時の空間は、まるで海外の5つ星ホテルのようです。
施工のポイントは、元の壁紙が綺麗に剥がれること。
裏紙がパテのように下地をカバーしてくれるため、
薄いクロスでも美しく仕上がります。
しかし、剥がれにくい場合でも時間と予算をかければ美しく仕上げる方法はあります。
もし他の業者さんに「薄いから無理」と断られた場合でも、
当店なら施工できる可能性があります。
「やってみたい」その気持ち、ぜひご相談ください。
クロスエスは和歌山市新通にあります壁紙張り替え専門店です。
施工範囲は最下部のページに表示しています。大阪、和歌山、奈良の方は是非ご相談ください!