現状維持は衰退であーる。

クロス職人の坂口です。(^ ^)

今回は当社壁紙張り替え専門店クロスエスの未来についてです。

 

「壁紙」は職人ありきの半製品です。

そもそも職人が施工しなければ成り立たない。

しかし壁紙自体がなくなる可能性はあるのではないか?

しかし最近は目まぐるしく変わる時代のスピードに果たして僕はついていけるのか?と不安になったりします。

今は3Dプリンタで壁紙施工の必要ない家が建つ時代。

まだまだこれが全国的に普及するかは未知数ですが、僕たちの内装仕上げ業界がこの住宅の出現によって一気に仕事がなくなる可能性も近いと感じています。

CDが爆発的に売れた1990年代、誰もがミリオンセラーを夢見てミュージシャンを目指したはずです。でも現代のミュージックシーンにCDは必要ありません。今は音楽聴き放題のサブスクにまとめられて、ミュージシャンは一気にコンサートやライブで収益を出す方向にシフトチェンジしていったように感じます。そう、いつまでも同じ状況は続かないんです。現状維持は衰退と一緒なんです。

壁紙が世に出始めた頃の住宅は、聚楽壁やプリント板などが壁の仕上げ材でしたが、現代では一般的な新築の住宅は壁紙仕上げが主流になりました。

そこから聚楽壁や繊維壁を塗る左官の仕事が激減したと聞いています。

壁紙もきっと近い将来、その運命を辿るでしょう。

壁紙は剥がして貼る施工法で、低予算でお部屋のイメージを変えることができる唯一の化粧材で、今はまだまだ需要があると感じていますが、僕たちのこの仕事には何の確約も補償もありません。

しかし僕たちにはこれしかできないのも事実・・・

そんな中でいかに時代に合わせた攻めの経営に加え、どんどん新しいことにチャレンジすることが大切だと感じています。

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