「経年美化」って言葉をクロス業界に!!

クロス職人の坂口です。(^^♪

最近、鏡を見るたびにシミが増えたなぁと
年齢って正直だなあ、としみじみ感じています。(^^;

でも、ふと思ったことがあります。
「年を重ねるって悪いことばかりじゃないよな」と。


皆さん、よく耳にする 「経年劣化」 という言葉。

僕たちの壁紙の業界でも当たり前に使っています。
「劣化したから、汚れてきたから張り替えましょう」
確かに、それは自然なことです。

ジーンズが色落ちして味が出るように、

木の家具が色褪せて風合いが増すように、

“経年美化” する壁紙があってもいいんじゃないかそんなことを、最近よく考えます。

エイジングを楽しめるクロス。よくないですか?

あえて色が変わったり、味わいが増したり。

極端な話かもしれませんが、

僕は、そんな壁紙があったら面白いと思っています。


よく「壁紙の張り替え時期は10年」と言われますが、

あくまで目安であって、

張り替えなくても家が壊れるわけでも、

体に悪いわけでもありません。

実際、

調査に伺ったお宅でも

「これ、15年経っててもまだまだ綺麗だから、張り替えなくて大丈夫ですよ」

なんて、正直にお伝えすることも多々あります。

お客様はどの状態になれば張り替え時期かがわからないんです。

その場合こっちが背中を押します。

新築時に丁寧な仕事をしてもらったお宅なら、

剥がれもなく、色褪せもなく、まだまだ現役のクロスだってたくさんあります。


とはいえ、

例えば「天井は少し色褪せてるけど、壁の汚れが目立つな…」

そんな時は、

天井の色褪せに合う壁紙だけを張り替える ご提案もしています。

全てを新しくするだけが正解じゃないんです。

経年美化 の考え方を、これからもっと伝えていきたいなと考えています。


壁紙が剥がれてきた、破ってしまった、カビが発生した、たばこのヤニがついた…そういった声は多くあります。

その場合はやはり、張り替えないといけません。

結局、僕が言いたいのは、

専門知識があって、丁寧に貼ってくれる職人に頼めば、15年以上持つ

そしてその壁紙は“経年美化”を楽しめるという事です。

綺麗なまま、味わいを重ねていく壁紙 があってもいい。

そのためには、
最初にお客様の立場に立って、丁寧に貼ってくれる職人選びが大切 です。


■ でも…そんな職人さん、どうやって見つけるの?

これが実は、一番難しい問題。

職人さんは、SNSや広告をしていない方が多く、
なかなか表に出てこないのが現実です。

もし
「うちの地域で、いいクロス職人さん知らない?」
と聞いていただければ、

僕の全国の職人仲間のネットワークから、
ご紹介できるかもしれません。

このブログでも、
そんな職人さんたちをご紹介できたらと思っています。

和歌山にお店を構える僕たちクロスエスは

壁紙工事と向き合って25年。

たくさんの壁紙の不具合と、
たくさんのお客様の声に触れてきました。

失敗もたくさんしてきましたし、まだまだ勉強することはありますが、

和歌山のお客様が笑顔になれるご提案をさせていただきます。

ではまた次回のブログで!

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