クロス職人の坂口です(^^)/
先日、お店に関東のお客様からご質問のお電話がありました。
ご質問の内容はというと、
①「湿気の多い時期にクロスの張り替えをするのは適さないのでしょうか?」
②「新築1年でけっこうひび割れがあるんですが、張り替えたら綺麗になるのでしょうか?」
以前のブログにも似たような内容を書いたことがあるんですが、
こういうご相談って意外と多いんですよね。
ということで、僕のわかる範囲ではありますが、お答えしてみたいと思います!
壁紙でお悩みの全国のお客様、もしよければぜひ気軽にご相談くださいね。
ではまず①の「湿気の多い時期にクロスの張替えってどうなん?」というご質問。
結論から言うと、張替えに時期は関係ありません!
お客様から「梅雨の時期ってやらない方がいいんですよね?」なんて聞かれることもあるんですが、
実は、季節そのものは関係ないんです。
ただし、施工のやり方は変わってきます。
例えば──
・夏は、糊がすぐ乾いちゃうので、ちょっと濃いめの糊にしたり
・冬は、壁紙がカチカチに硬いので、糊をつけてからしばらく置いて柔らかくしたり
・梅雨時期は、湿気で乾燥が遅れるので、ジョイントの処理を時間差でやったり
…といった具合に、僕たち職人は温度と湿度を見ながら細かく調整して施工してるんです。
細かい話をし出すときりがないんですが…(;^ω^)
要は「クロス職人が来れば、どの季節でもしっかり施工しますよ!」ってことです。
では続いて②の「新築1年でひび割れが出てるんだけど、張り替えたら綺麗になる?」というご質問。
こちらも結論から言うと、「張り替えれば綺麗になります」!
ただし注意点がひとつ。
ひび割れの原因が直ってない場合、また同じとこに出てくる可能性が高いってことです。
特に新築から1~2年って、木材がまだ動く時期なんですよね。
湿気や乾燥で収縮したり、ドアの開け閉めで揺れたり、
道路沿いで振動があったりすると、それも原因になります。
じゃあどうするか?っていうと、下地処理をしっかりやってもらうことが大事です。
ちなみに、僕が「最強のひび割れ対策」と思ってるのは、
目地にシーラー処理→タフクラック → ファイバーテープ → タフクラック → 下パテ → 上パテ
という、いわゆる**“サンドイッチ工法”**です。
通常より手間がかかるので、そのぶん費用はかかりますが、
一般的な処理のやり方で1か月後にまた割れてくるより、しっかりと対策をした工法が断然いいと思ってます。
なので、もし「また割れたら嫌だな・・・」と思ってる方は、
業者さんに「この工法でお願いできますか?」と聞いてみるのがオススメです!
お客様の方から言わないと、この工法はまず出てきません!(100%に近いレベルで)
ということで、今回のご質問に対する僕なりの回答でした!
また何か気になることがあれば、お気軽にお電話やLINEでご相談くださいね~(^^)/
クロスエスは和歌山県和歌山市にお店を構える壁紙張り替え専門です。
皆様からのご依頼お待ちいたしております!