クロス職人の坂口です。(^^♪
今回はトミナリさんのふんどし和紙のお話。
トミナリさんは東京都墨田区にあります、クロス職人専門の工具を作っている会社ですね。
関東では「トミナリ」さんは有名なのですが、和歌山では「トミナリ」と聞いても「なにそれ?」という答えが返ってきます。笑
僕が取引する問屋さんは2社あるのですが、トミナリさんの商品を取り扱っていません。(;´∀`)だから問屋からは買えないんです。
( ;∀;)
大抵のものはヤヨイ化学さんや極東産機さんのような大手工具メーカーの作っている物で事足りるのですが、どうしても「トミナリ」さんのものでないとダメなものが一つあります。
それは幅広の和紙テープです。その名も「TN和紙ジョイント幅広」幅12センチ長さ50メートル巻、巨大な和紙テープです。
ちょうど1巻がトイレットペーパーくらいのサイズです。「ふんどし和紙」とも言われています。
関西では4㎝~5㎝幅の和紙が一般的、こんな幅広の和紙必要ないでしょって方もおられます。
しかしジョイントに割り振って先に糊で張りつけ、その上で下敷きテープの上からジョイントを行う事によって、どんなボロボロの下地でもジョイントがパンクする心配がありません。神奈川の師匠に教わってからは常に常備しています。
当社の品質重視の壁紙張替工事の必須アイテムですね。(*^-^*)
では和歌山の問屋で買えないのにどうやって手に入れているか・・。
実は直接、メーカーさんに直談判して直送してもらっています。だって購入する術がないんだから。((;´∀`)
「それは仕方ないですね・・・直接送ります!」優しいトミナリさん。
10月末にまとめて頼む予定なので、和歌山の職人仲間の皆さん必要なら注文しておきますよ!