和歌山にこれを実践している職人はいない?壁紙ラッピング施工。

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

神奈川の師匠のもとで悔しい思いをしてから僕の壁紙施工のスタイルが一変したことは以前のブログで書かせていただきました。→過去記事はこちら

神奈川ですごした濃厚な3日間で学んだことの一つに、壁紙の裏に方眼フィルムをつける「ラッピング」があります。

通常は壁紙に糊を塗布する際、写真のように糊付け機からでてきた壁紙をたたみます。

 

しかしこのラッピングは折りたたむことなく壁紙を丸めていく保存方法です。

このラッピングは極東産機から出ている「ラッピングβ」という高額でバカでかい機械でしか出来ないと思っていましたが、僕たちが普段使用している糊付け機でもできてしまうんです。その糊付けの方法については先人達の知恵と努力の結晶なので公表は出来ませんが、このラッピング施工を取り入れることによって自分の壁紙施工の選択肢が非常に増えたと思います。

職人さんならわかると思いますが、たたみシワをつけたくないクロスってありますよね?

裏打ちアリの塗装調クロス、紙クロス、珪藻土クロス、表面強化クロス、このクロスには必ずラッピングを用います。

このラッピングのデメリットとしては、ラッピング自体が高額なのと、ラッピングフィルムのゴミがやたらたくさん出るのと、糊付け作業が普段の時間の倍かかることですかね。(-_-;)

しかしたたみシワがないクロスの施工はとても安心感があります。しかもラッピングがあることで接着剤の乾燥を防ぐ。

接着剤である糊をしっかり壁紙になじませてあげることができます。

実はたたみシワってとりきれてないことが多いんです。壁に横から光を当ててやるとよくわかります。

僕は時間とお金を使って施工の安心が買えるなら安い物だと考えています。

仕上がりにおける、お客様からの信頼はこの仕事を続けていく中で最も重要なことだからです。

和歌山で自身でラッピング施工を行っている職人さんにいまだかつて出会ったことがありません。

和歌山に、もしラッピングやってるよ!って人がいたら連絡ください。

ラッピング談議に花を咲かせたいです。笑

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