クロス職人の坂口です、(‘ω’)
今日は和歌山県紀の川市長山のカフェの事務所棟のクロス工事に来ています。
そして梅雨入りが発表されました。早くないですか?(-_-;)雨は嫌いです。
そして梅雨入りが早いからといって、梅雨明けが早いわけではないそうです。
毎年梅雨明けって7月中旬のイメージなので1ヵ月以上ジメジメした気候が続きそうですね(;´∀`)
今回はお世話になっている内装工事店の方から依頼を頂いたお仕事。いつもありがとうございます。
もともとあった建物をリノベーションしてカフェをオープンするそうです。(*^-^*)
さて今日の現場の内容ですがすべて新規下地。大工さんが張ってくれた下地にクロスを貼っていきます。
壁紙張り替え専門店のクロスエスですが、もちろん新築住宅やこういったリノベーション物件も施工させていただきます。
今日も雨で湿度が高く、壁のベニヤ下地は石膏ボードよりも吸水率が低く、パテと呼ばれる下地材がしっかり乾いてくれません。
扇風機を2台稼働させました。現場内に風を循環させます。
梅雨のこの時期は扇風機が大活躍します。
今回窓枠の両端に合わせてでアクセントクロスを施工予定で、その際ベニヤの継ぎ目に壁紙の継目を必然的に持ってこないといけないのです。以前のブログにも書いたと思いますが、このままパテの芯でジョイントすると必ず後々継ぎ目が開いてきたり、割れてきます。
それを防ぐ為、和紙の貼り付け(先和紙)と、下敷きテープをマスキングで軽く仮止め。
その上でジョイントを行います。これをやるとやらないのでは全く経年劣化の状況が異なります。
ボロボロに傷んだ下地の張替の現場でもジョイントだけはしっかりとめてあげたい現場や、
こういった新規の現場でもこの和紙テープは本当に重宝します。
僕が使用しているのは写真の左側、関東にある会社「トミナリ」さんの「雲隠れ和紙、くいさきテープ幅広」です。
関東から取り寄せてます。
和歌山はほんとに問屋さんで買えないものが多いです。(;´∀`)大阪の問屋さんでは買えるのに(-_-;)
この和紙は50m巻で¥3,000くらいと記憶しています。
今は、極東産機からこれに似た幅広の和紙も(写真右)販売されています。これはくいさきになってないのタイプです。
極東産機デジタルカタログの124ページに載っています。品番は12-7144です。
幅広の和紙。一つ持っておくと色んな所で活躍してくれますよ( *´艸`)全国のクロス職人の皆さんもおひとついかが?