壁紙仕上げの必需品「ジョイントコーク」は好し悪し?

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

今回は、壁紙を仕上げる為に欠かせないジョイントコークのお話です。

僕達が壁紙を貼る際にどうしてもできてしまうドア枠、窓枠等の隙間を埋めて、綺麗に見せる。

そんな大切な役割を果たしてくれるのがこのジョイントコークです。販売元はヤヨイ化学工業です。ホームセンターなんかでも売ってる、DIYで壁紙を張り替える方も使用しているロングセラー商品です。

カラーバリエーションも豊富にそろっており、壁紙の色に合わせて使用するのが一般的ですね。

プロの職人さんでも知らない人がいると思いますが、実はこのジョイントコークに実物カラーサンプル帳というのが購入できます。

最近はアクセントクロスの流行もあり、白いクロス以外に黒やグレー茶色などのカラーのクロスも良く施工します。

そんな時にクロスの色とコーキングの色と合わせるのにこの見本はとても重宝します。欲しい職人さんは一度取引先の問屋さんに問い合わせてみてください。(定価2,000円)僕は壁紙の色よりワントーン明るい色を打つのがベストだと思っています。

 

さてこのジョイントコークですが、壁紙張り替えの現場に行くと窓の枠やドアの枠に充填されていることがほとんどです。

壁紙張替え専門店クロスエスは施工前にこの既存壁に使用されているジョイントコークを可能な限り取り除きます。

大変手間のかかる作業です。しっかり取り除くのには根気が必要です。

しかしこれを行うのと行わないのとでは仕上がりが劇的に違うのです。

入居者の入れ替わりが多いワンルームなどは、壁紙張り替え業者が入るたび、コーキングを取り除く作業を怠り、そのうえからまたコーキングを打つため、コーキングがミルフィーユ状態に、幅も広くなり見栄えも悪いですね。

コーキングは透き間を埋めてくれる役割を果たし、綺麗に仕上げる為のものですが、

破れや、失敗した箇所に塗り、ごまかすことのできる商品でもあります。

表面に粘着きが残るためにホコリも付着してしまう場合もあります。

写真は巾木の上にコーキングを打って3か月後の様子。コーキングを巾木に打つのはタブーです。ホコリがコーキングに密着し黒くなっているのが確認できますよね。

 

壁紙張り替えの際も、クロスエスは出来るだけコーキングを使用しない施工を心がけています。

それが綺麗が長持ちする秘訣なんです。壁紙張り替えのご依頼は、コーキングを使わない仕事を心がける「クロスエス」に是非ご依頼ください。(*^-^*)

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