クロス職人の坂口です。
また、ブログ更新が滞っておりました。(;´∀`)
去年はほぼ一年間ほぼ毎日ブログを書いていたので、今から思うとどうやって書いてたのかがわかりません。(笑)
最近はお客様からのお問合せや、お見積りのご依頼も沢山いただき本当にありがたい限りです。(^^♪
先日、現場でダイノックシートを施工しました。
僕は基本的にはクロス(壁紙)の職人さんなのですが、ダイノックシートも貼ります。
ダイノックシートは高級品!1mあたり6,000円くらいです!
ダイノックシートはシールみたいな壁紙です。古くなった家具やなどの表面にはって、新品みたいに蘇らせることができるんです。
しかしネックはその金額。中級ランクの120㎝幅で1mあたり6000円くらいする高級装飾シートです。
屋内のドアは高さ1.8m上あるので、それに貼ろうと思ったら両面で約4m必要。
¥24,000の材料費がかかる計算です。
施工する側も高級な材料を扱うので、失敗は許されないプレッシャーがかかります。
しかもクロスのように、何回も張り直しがきくものでもないので大変な部分です。
先日、和歌山市内のBARの棚にダイノックシートを施工しました。
真っ黒の棚が見違えるほど綺麗な大理石風に!
玄関ドアのダイノック貼りは保障がない!
ダイノックシートは住宅の玄関のドアなんかにも使用されます。
玄関扉用のダイノックシートも販売されています。1m×1mで¥10,000以上する高級品です。
屋内用のダイノックよりも紫外線や熱に強い素材を使用しています。
しかし本職の職人さんが口をそろえていう事は、「玄関ドアのダイノックは基本おすすめしない」ということです。
これはなぜか?「外気に触れる部分は品質が安定しない」という事からです。
夏は僕達の幼少期から比べると格段に暑くなりました。
気温による伸び縮みがおこる塩ビ製のダイノックシートは浮きやシワの不具合が出やすいのです。
3Mなどの大手メーカーは耐年数5年を表記していますが、製品保証はありません。
よって施工する私達も不具合による保証が出来ないのが現実問題としてあります。
施工費は高額、保証もないとなるとなかなか工事に踏み切れないお客様もいます。
僕もお客様の立場ならかなり悩むと思います。難しい問題です。(;´∀`)
デザインを一新できるのがダイノックシートの魅力ではあるんですけどね。
壁紙張替専門店クロスエスは、ダイノックシートの施工も承ります。
お見積り調査のご依頼お待ちいたしております。(^^♪