DIYでも注意!クロス職人が壁紙張替を嫌う理由

クロス職人の坂口です。(#^^#)

当社クロスエスは、壁紙張り替え専門店です。

しかし大抵のクロス職人さんたちは張替が「嫌い」です。

新築はパテ処理からのスタートですが、壁紙張り替えはもともと貼ってあるクロスの剥がし作業から。

ここに大きな違いがあります。壁紙を剥がすだけじゃん、誰でも出来るじゃんと安易に考える方もいらっしゃいますが、

張り替えは簡単に剥がれる場合の方が稀なんです。そして剥がしにくい現場に当たってしまったら地獄の剥がし作業が待っています。

 

もともと、DIY用の壁紙をインターネットで販売しているRESTAさんなんかのこちらの動画では、

涼しい顔した主婦の方が自宅の壁紙をサーっと軽々剥がしていますが、すべての現場がこのように剥がれるわけではありません。

剥がしにくい現場に当たると、剥がしやすい現場に比べ綺麗に張り上げる難易度は倍以上の手間と知識が必要で、

DIYで壁紙張りに挑戦しようとしている人には一気にハードルがあがります。

特に危険なのは20年以上一度も張り替えていない家です。

クロスの表面には糊の成分による黄ばみが発生し、下地処理剤にクロスが接着していない場合も多く、下地の石膏ボードが著しく

傷んでいる場合は、全面シーラー処理、和紙テープ入れなどの施工手間も増えます。

新築から10年くらいの住宅は剥がしやすいパターンが多いですね。

これはこの10年の間に、下地材と、糊(壁紙接着剤)の質も上がったことが考えられます。

 

職人さんが壁紙張替を嫌うのは剥がしにくい時に大変な思いをするのが嫌なのと、

剥がれなかった時の傷んだ下地の処理のアプローチが難しいことがあげられます。

当社クロスエスはその難しい問題にとことん向き合い、綺麗な仕上がりを提供できる数少ない施工業者です。(#^^#)

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