クロス職人の坂口です。(*^-^*)
建物に使用されている建材などから発生する化学物質の影響を受け、めまいや吐き気、頭痛などの健康被害を受けてしまうことを「シックハウス症候群」といいます。
昔の話ですがクロスやそれを接着させる糊にホルマリンという揮発性の有機化合物が含まれていました。
それが原因でシックハウス症候群の健康被害が問題になり、すべての建材に「F☆☆☆☆」(フォースター)というJIS規格を義務化しました。
このフォースターは海外の企画と比べて、相当審査が厳しいようです。
それではフォースターを取得しているからといって健康被害がゼロになったか?答えはNOです。
企画をクリアした建材でも、製造上、揮発性の有機化合物を全く使用していないわけではありません。
アレルギーに敏感なお客様はごくごく稀に影響が出てしまう可能性があります。
壁紙に関して言うと、天然素材を使った壁紙を貼ることによってシックハウスのリスクを軽減できます。
例を挙げると、和紙の壁紙や、珪藻土、オレフィン樹脂、ケナフやコットンなどを使用した壁紙ですね。(*^-^*)
しかし、天然素材の壁紙は一般的な塩ビ壁紙に比べ、価格が跳ね上がります。
特殊な壁紙が多いので、施工難易度が上がり、施工にかかる時間も変わってきます。
工事代金が高くなってしまうのでお客さまにとってはありがたくない話ですね(;^ω^)
ビニル壁紙は焼却時にダイオキシンという有毒ガスが発生しますが、これらの自然素材の場合は発生いたしません。
よって、人にも環境にも優しいタイプの壁紙ですね。
壁紙に関する事なら和歌山の壁紙張り替え専門店「クロスエス」へ。
お気軽にご相談ください。(*^-^*)