和歌山市松ヶ丘で住宅のクロス工事

クロス職人の坂口です。(^^♪

本日は、和歌山市松ヶ丘にて住宅のクロス工事です。

今回は、久しぶりの下請け工事。

そして、ちょっとこだわりのある設計士さんからのご依頼でした。

もともと新築工事であれば、薄いクロスを貼ることもあります。

ただ今回は、既存クロスの張り替えと新規部分が混ざったリフォーム。

しかも、薄めのクロスを使用するということで、かなりシビアな施工になりました。

「3人工」で終わる予定が……

当初は、3人工程度での予定だったそうです。

ちなみに「3人工」というのは、職人1人が3日間作業する、という考え方です。

ただ、現場を見てみると……

形もなかなか複雑。

下地もかなり傷んでいて、凹凸も多い。

さらに、薄いクロスなので下地の状態がそのまま仕上がりに出やすい。

僕は事前に写真を見せてもらっていたので、

「これは3人工では難しいだろうな」

とは思っていました。

実際に作業を進めてみると、最終的にかかったのは……

8人工。

3人工の予定からすると、かなり大きな差です。

薄いクロスは、貼れば終わりではない

薄いクロスは、施工する側からすると結構気を使います。

クロスを糊付けするときには、折りたたんで機械に通します。

そのときについた折りジワなども、厚みのあるクロスに比べると目立ちやすい。

そして下地の凹凸も出やすい。

だから、

「とりあえず貼って終わり」

というわけにはいきません。

下地を見ながら、どこを重点的に直すのか。

どこまで時間をかけるのか。

コーキングも、できるだけ使わないという要望があったので、そういった部分にも注意しながら施工しました。

嫌な現場ほど、職人の姿勢が出る

正直、こういう現場って職人からすると大変です。

「早く終わりたい」

「もうしんどい」

そう思うことだってあります。

でも、今回来てもらった職人さんは、そういうことを言わずに、必要なところを淡々とやってくれました。

もちろん、何でもかんでも時間をかければいいという話ではありません。

「ここはこれだけ時間がかかります」

「この仕上がりを求めるなら、これだけの工数が必要です」

そこをきちんと判断して、必要な仕事をする。

僕は、そういう職人さんがこれからもっと選ばれていくと思っています。

職人の都合より、お客さんがどう感じるか

職人同士の話をすれば、

「そんな現場、大変やな」

「8人工もかかったん?」

いろんな話があると思います。

でも、僕の中ではそこはあまり重要じゃない。

最終的に、施主さんが喜んでくれるかどうか。

僕はそこが一番大事だと思っています。

どんなに職人が大変だったとしても、最終的にきれいに仕上がって、施主さんが納得してくれたら、それでいい。

もちろん、予算もあります。

難しい施工をするのであれば、それに見合った工数と予算を最初から考えておく必要があります。

今回の設計士さんも、

「貼りにくいクロスを選ぶなら、その分お金と時間はかかる」

ということを分かったうえで、こういった材料を選んでいるんだと思います。

リフォームは「現場を読む力」も大切

今回の現場で改めて感じたのは、

リフォームは、現場をしっかり読むことが大切だということ。

新築のように下地が整った状態と、既存住宅の傷んだ下地に薄いクロスを貼るのとでは、同じ「クロスを貼る」という仕事でも難易度が全然違います。

だから、

「3人工でできるか?」

だけで考えるのではなく、

「どんな仕上がりを求めているのか?」

「その材料を使うと、どれくらいの工数が必要なのか?」

そこまで考えておく必要があります。

3人工で無理やり終わらせることは、できるかもしれません。

でも、

「できる」と「きれいに仕上げる」は別の話。

しっかり工数をかけて、必要な仕事をする。

それがお客さんのためでもあり、結果的には自分たち職人のためでもあると思っています。

今回の現場は、これからのリフォームのあり方についても、いろいろ考えさせられる現場になりました。

やっぱり、いい仕事をするためには、

現場を読む力と、必要なところにしっかり時間をかけること。

これが大事ですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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