クロス職人の坂口です。(^^♪
今回は壁紙ではなく床の話。
僕は壁紙張り職人ですが、壁紙の他に塩ビ系の床もやります。
自分は本職ではないので、たまに自分で張ったりもしますが大抵、床の職人さんにお願いする形になります。
今回はマンション1棟丸々、和歌山市黒田にありますマンションの共用部の外部シートの工事です。
東リのNSシリーズの外部シートは、水に強く滑り止め効果もついています。マンションの廊下やベランダに張ってある床材です。
外部シートの施工でのデメリットは前日に雨が降って路面が濡れていると「施工できない」という事です。
もちろん、当日雨が降っていても施工は出来ません。濡れたまま施工すると、床糊がしっかり接着しないため後で浮いてきたりします。
カビの繁殖の原因にもなります。
そして床糊の種類ですが、水に強いウレタン系の床糊を使用します。今回はダイロンというウレタン糊を使用しました。
ウレタン系の糊は、他の床糊(白糊やアクリル系)と違い、一度開封して空気に触れてしまうと、中で固まってしまうので現場で使い切りが原則です。しかもウレタン糊自体が高額です。18キロ1缶で1万円以上します。
最近の物価上昇のあおりを受け、床糊も洒落にならん金額になってきました。(;´∀`)
今の外部シートはめっちゃお洒落になりました。昔はワンパターンだった柄も色んなバリエーションが増え、
今回の外部シートもマットなブラックでヘリンボーン柄、かっこいいです。
仕上がりの写真。端部をコーキングで納める防水工事で完了です。
明日は和歌山市納定で住宅のクロスの張り替え工事です。(*^-^*)