クロス職人の坂口です。(*^-^*)
先日、不動産屋さんから、当社が管理している和歌山市和歌浦の賃貸物件の
押し入れの中のクロスを張ってほしいというご依頼をいただいたので施工してきました。
実はこの押し入れってクロスを張るのに結構技術を要するのです。
僕が見習いだった頃、(かれこれ24年前)
最初に親方に一度貼ってみろといわれてチャレンジしたのが
押し入れの中のクロスなのですがこれがめちゃくちゃムズイ(;´∀`)
まず最初に中が狭くて体制が苦しい。腰袋が邪魔で身動きが取れない。そして棚を切り込むのがうまくできない。
みなが物入のクロス張りを嫌がる理由は、とにかく貼っているときのストレスが半端ないという事です。
昔の家は、物入や押し入れはベニヤ板むきだしのところも多かったですが、ベニヤは灰汁もでて変色してきて汚い感じがするし、
今の住宅は大抵クロスを張りますね。
今回の押し入れのクロスは、不動産屋さんが壁紙の品番はなんでもいいですとの事だったので、お店に余っている在庫品を使用させていただきました。
在庫品で賄うことでコストも抑えることができます。こういった形で施工させていただく事は多いです。
「白ければ特にこだわりがない」というお客様には在庫品での施工依頼をおすすめします。
今回の和歌山市和歌浦のの物件の押し入れの仕上がりには不動産屋さんも大変よろこんでくださいました。
先日先輩の職人さんから、紀南の方の病院の新築クロス工事の相談をうけました。
かなり大規模な工事のようで請けるか請けまいか悩んでいるとのことでした。
僕なら「請けない」と即答しました。
その現場がある事で他の仕事がおろそかになるし、僕自身全く身動きが取れなくなってしまうので。
職人不足の昨今、このような大規模なクロス工事には職人が集まらないという現実があります。
むずかしい問題です。
話はそれましたがこの辺で。
今日は和歌山県有田市の現場です。ご安全に!