壁紙のひび割れでお悩みの方に知ってほしい事

クロス職人の坂口です。(^^♪

今回は壁のひび割れの話をします。

新築住宅を建てて1年でクロスにひび割れが・・・

SNS等を見ていてもその件で悩んでいる方や、

「これって欠陥住宅じゃないの?」

そんな投稿をよく目にします。

 

結論

住宅の壁のひび割れは必ず起こります

 

木造でも鉄骨でも、壁の下地材に使われているのは木材です。

これが四季を通じ、湿気による膨張、乾燥による縮みを繰り返し、どうしても下地に動きが発生します。

それにプラスして地震などの揺れ、大通りに面した道路に家があるなどの立地条件も大きく関係していきます。

 

僕達クロス職人も、壁のひび割れには毎回悩まされています。

どうすればひび割れが出ないのか?

全国各地から勉強会に出向き、

一番ひび割れに強い下地処理の方法などを学びにいく職人さんも多くいらっしゃいます。

 

一般的に住宅の木材の伸縮がある程度落ち着くのは、2年といわれています。

新築から2年間は無料で点検、メンテナンスしてくれる工務店が多いので、そこでしっかり直してもらいましょう。

工務店によって補修の仕方は様々ですが、

ひび割れはクロスを剥がして、ただ張り替えるだけでは根本的な解決にはなりません。

ひび割れの箇所をに新たに下地処理を施して、強固な下地を形成してから張るのがベストです。

 

具体的な方法としては、もともとのパテをほじくり返して、

ひび割れに強いパテを入れ込む、その上にファイバーテープ、

もう一度ひび割れに強いパテを上塗り。その後、仕上げのパテを上塗り。

その上からクロスを張る。これで強固な下地を形成できます。

それでも、ひび割れが100%起きないという保証はありません。

 

沢山のお家のクロス張替工事を行ってきましたが、

やはり鉄骨造の家は、木造の住宅に比べひび割れが少ないです。

僕の肌感にはなりますが、割合でいくと

木造住宅のひび割れの数が8、鉄骨造が2ぐらいのイメージです。

マンションなんかもひび割れは少ないです。

僕も自宅はマンションで、住みだして5年になりますが、未だにひび割れは一つもありません。

 

今回は壁のひび割れについてお話しました。

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