クロス職人の坂口です。(^^♪
実はリフォーム会社や工務店は、壁紙や床の張り替え工事だけの依頼をあまりやりたがらないんです。
今回は、その理由と依頼するときの注意点について、中立的な立場から分かりやすく解説していきます。
リフォーム会社が壁紙張り替えを避けがちな理由
1. 利益が出にくい
壁紙(クロス)床(フロアタイルやクッションフロア)の材料費や職人の人件費は年々上昇しています。
ところが、壁紙張り替えは施工面積は大きいのに工事金額が比較的小さく、
リフォーム会社にとっては「利益の薄い工事」になりやすいのです。
2. 下地の状態が分からない
実際に壁紙や床を剥がしてみないと分からないのが下地の状態。
木部の腐食や石膏ボードの劣化など、追加補修が必要になるケースもあります。
リフォーム会社からすると「想定外のリスクが大きい工事」と言えます。
3. クレームにつながりやすい
壁紙や床はお部屋全体の印象を左右するため、少しの隙間や段差でも目立ちます。
お客様の中には「張り替えでも新築同様の仕上がり」をイメージされる方も多く、どうしてもクレームの原因になりやすい工事です。
4. 在宅工事ならではの難しさ
壁紙張り替えや床工事は、お客様が生活しているお部屋の中で行います。
家具移動や埃の処理などの付帯作業が多く、工務店からすると「効率の悪い工事」なのです。
壁紙、床の張り替えを依頼するときの注意点(和歌山、大阪の事例から)
和歌山、大阪での施工経験からも言えるのは、以下の点を事前に理解しておくと安心です。
- 下地補修費用が別途かかる場合がある
- 新築同様の仕上がりをイメージするとギャップが生じやすい
- 在宅工事では埃がたくさん出るため、工事中の生活への影響を想定しておく
まとめ:和歌山や大阪で壁紙、床の張り替えをするなら
壁紙、床の張り替えは、リフォーム会社や工務店にとって
「利益が少なくリスクの大きい工事」と考えられる傾向があります。
一方で、お客様にとってはお部屋の印象を大きく変える大切な工事。
そのため、「壁紙、床の張り替えに特化した専門店」に依頼する方が増えています。
依頼先を選ぶ際は、リフォーム会社・工務店・専門店それぞれの特徴を理解したうえで、
安心して任せられる業者を探すのがおすすめです。
クロスエスは和歌山市新通にあります壁紙張替専門店です。
クロス、ダイノック、フロアタイル、長尺シートまで幅広く工事対応いたします。
皆様からのご依頼おまちいたしております!!