DIY応援。壁紙を張るときに必要な最低限の道具をご紹介

和歌山市在住、クロス職人の坂口です。( *´艸`)

今回は、DIYで壁紙を張る方に向けて、壁紙を張る際に最低限必要な道具とポイントをお伝えします。

①カッターナイフ・②地ベラ・③撫で刷毛・④スポンジ、⑤バケツ、⑥角ヘラ、⑦ジョイントローラー

この7つ道具があれば問題ないです。

①先ずはカッターナイフですが、小さめのカッターで大丈夫です。刃の種類も銀色の刃で問題ありません。

おすすめのカッターのリンクを貼っておきます。

②そして壁紙の余分な部分を切るときに使うのが地ベラです。

僕が使用している地ベラは極東産機の本職地ベラ0.6mmです。地ベラは最初は小さめがおすすめなので6寸くらいで大丈夫です。おすすめはコチラです。

③壁紙を圧着する撫でバケですが、「フジタブラシ」という刷毛がおすすめです。フワフワしてめっちゃ掃きやすい!

プロの方も「これしか使えねー」っていう方もいます。(笑)

④枠などについた糊をふきとる役割のスポンジですが、自宅にあるキッチン用のスポンジで問題ありません。

あと拭き取りの際、スポンジを固く絞りすぎると糊が拭き取りにくいので、スポンジにある程度水分を含ませた状態で拭き取ると糊がしっかり分解されますよ。( ´艸`)

⑤バケツはスポンジを絞るためのものです、作業中にいちいちシンクまで絞りにいけないですからね。家にあるバケツならなんでもいいです。

⑥つのベラは壁紙の余分なところを切る前の型を決める時に使用します。このヘラは竹で作られたものがいいでしょう。30㎝の竹定規の先端を削っても作れます。購入するならおすすめはこれです。

⑦ジョイントローラーは継ぎ目をコロコロするのに使用します。表面が固めの圧着ローラーをおすすめします。

 

壁紙DIYは1面張り替えるだけなら器用な方なら綺麗に張れます。おすすめの商品はコストも考えて選んでいます。

また質問などもありましたら応えれる範囲でお答えいたしますのでお電話、お問合せフォームからいつでもご相談くださいね。

 

職人を使う内装工事店に言いたいこと

クロス職人の坂口です。(/・ω・)/

今回は全国のクロス職人さんにむけて発信します。

先日は大阪にてウォールボンド工業の講習会に参加したことをブログに書きました。

たくさんの人たちが自分の時間とお金を使って参加されていました。

ものすごく腕の立つ職人さん、インスタで有名な方も参加されていてこの講習会の注目度が伺えます。

 

皆さんに質問です。

このような勉強会で得た知識を全国のクロス屋の皆様はどのように活用していますか?

僕はこの講習会で得た知識は、日々の施工にはもちろん活用しますが、もう一つあります。

お客様に何を聞かれても納得してもらえる説明する力が欲しくて参加しています。

 

壁紙施工は省こうと思えば省ける工程が結構ありますよね。そして省くことによって工事が簡単になります。

①例えばモルタル下地にシーラーせずに貼ったところで、張った翌日は何もなく綺麗に仕上がっている、でも何年後かに剥がれてくるリスクがある。

②ジョイントのカッターの力加減が強すぎて何年後かにボードが割れてきてしまう、でも貼った翌日には綺麗なままですよね。

③壁紙が分厚ければ下地の凸凹がでないから、下地処理せずに張る。それなりに綺麗に張りあがる。

 

このように職人さんの「手抜き工事」は経年と共に顕著に表れてくるものもあり、壁紙の裏側に潜んでいるものなので

お客さんは、クロス屋さんの腕の良し悪しがみえにくい部分もあります。

 

それが見積り調査時に、お客様にすべてのこのようなリスクを説明できる営業マンが居たらどうでしょう?

作業工程の説明、接着剤の説明、シーラーや下地処理の大切さ、ジョイントの力加減、お客様の質問にも0か100かで答える。

すべてが自分を守る防具にもなるし武器にもなります。

僕が下請けで仕事を頂いている内装工事店の方たちも、そこまで深く壁紙のことについて勉強しているわけではありません。

結局みんなその「壁紙張り替え」というカテゴリに対して、知識不足、経験不足な方が多いんですよね。

だからお客様にしっかり説明できない。ぼんやりとした施工方法で突っ走るのは危険なんです。

お客様に不満を持たれる原因にもなります。

僕は職人でありながらお客様に直接仕事を頂くことが多い少し稀な存在かもしれませんが、

今後このような職人兼営業マンは多くなってくるでしょう。専門職が尖る時代がもう近くまでやってきています。

今やインスタグラムやSNSで個人で発信している方も沢山おられます。そしてお客様も気づき始めています。「職人に頼むのが一番安心ではないか?」と。

職人に依頼して利益を上げる内装工事店の方ほど競争の激しいこの業界で生き残るためには、今回のような勉強会に参加し、しっかり顧客や元請けさんに説明できる力をつけてほしいと感じています。

職人さんに施工方法を現場その都度聞いているようではただのブローカー(中抜き業者)と変わりありません。

しっかりと知識を身につけて差別化を図り付加価値をつけて、薄利といわれるクロスでもしっかり利益を出して、職人さんを黙らせるくらいの内装工事店になってほしいです。

和歌山県伊都郡九度山町で介護施設のクロス工事

クロス職人の坂口です。( ^ω^ )

今回は和歌山県伊都郡九度山町で介護施設の新築工事に来ています。

僕達の業界ではこのようなでかい現場を箱物とか野丁場というのですが、正直この空気感、久しぶりです。懐かしさすら感じます。

26歳で独立した当初はこのようなでかい現場で仕事をすることが多かったのですが最近は在宅のお客様のもとで仕事をさせて頂くことが多くなりなかなか来ることがありませんでした。

この現場は壁紙の数量は約2万m。かなり大規模な工事です、

少し工程が遅れており、現場の監督さんたちには少し焦りの色が伺えます。

こういう場合、クロス職人をたくさん入れれば終わるというわけでもなく、軽天屋さんなどの前工程の業者さんが終わっていないと、すぐに追いついてしまい、たちまちクロス屋さんが手待ちになってしまうんです。

なのでこの現場のクロス部門の管理をされている職長さんは、他の業者さんと緻密な打ち合わせを重ね段取りをしてくれています。

僕も昔は職長ばかりしていたので、その苦労がよくわかります。

はっきり言ってこの規模になると職人が職長をするのは無理があると感じます。誰か専任担当者を置いて現場を管理するのが一番だと思います。

久しぶりに一緒に仕事をする職人さんたちもいて、和気藹々とみんなでコーヒー飲んで、いろんな職人さんの話が聞けて、それはそれで本当に楽しい時間です。来週もこの現場を依頼されています。来週が山場です。まだ約半分の1万m残っています。笑

9月17日までにある程度貼り終えていないと、組の検査まで間に合わないそうです。これは大変だ♪(´ε` )

2023年9月入社予定の新人君、入社見送りになりました。

クロス職人の坂口です。(/・ω・)/

先日ブログで9月初旬からクロスエスに入社してくれる予定だった新人の子の件ですが、一身上の都合により入社は見送りになりました。

入社当日に音信不通になりました。( ゚Д゚)

周りでよく耳にするパターンのやつですね。まさか自分も食らうとは思いませんでした。

クロスエスのメンバーも新人君に会えるのを楽しみにしていたので、

そのことを知った時は、皆仕事のモチベーションが下がってしまいました。。

今回このような形になってしまったのは非常に残念ですが、くよくよしていても仕方ありません。

前向きに何事も考えていかないとですね(*^-^*)

新人くんの為に用意したクロス職人の腰道具やパテ道具は、また新たに来てくれるであろう未来の新人君の為に置いておこうと思います。

今回面接して思った事なんですが、面接のやり方も少し変えてみてもいいかなとは感じました。

あの面接の独特な雰囲気・・・こっちも変に緊張するし。(笑)なんか型破りな感じが欲しいなと感じました。

なんせ型にハマるのが嫌なタイプです。

例えば、クロスエスに入社希望の方には、「事務所で面接」ではなく、「現場で面接、現場体験、見学」を取り入れるとか。

結局、クロスエスは現場でクロスを張るのが仕事なので現場は見ておいた方がいいと感じました。現場体験をしてないから怖くなってドタキャンが生まれるのかもしれない。少しこの辺も考えていきます。

あとは僕一人が面接官をするのではなく、クロスエス入社1年目のこうちゃんと2人で面接官をしてみるのもいいかなと思います。

うちのこうちゃんのトークと安心感は僕には持ち合わせていないないものなので(*^-^*)

面接に関しては、いろいろと改善する必要があるなと感じています。

クロスエスは引き続き現場で一緒に働いてくれる仲間を募集しています。経験、未経験、性別、問いません。

入社の方には新しい腰道具も貸し出します。

詳しくは当社採用情報のページをご覧ください。採用情報ページはコチラ。

久しぶりの夜間作業に行ってきました。

クロス職人の坂口です。

先日和歌山県ふじと台にあります、和歌山イオンの店舗内で某ペットショップの夜間工事でした。

大阪の店舗工事業者様から直接ネット経由でご連絡を頂き、

「現場で急遽壁紙の追加工事が必要になったので和歌山のクロス職人さんを探している」との事でした。

全国のフランチャイズの店舗工事を専門で請けている会社様で、「坂口さんの丁寧な電話対応が依頼の決め手になった」とおっしゃくださいました。内容としては店舗内の壁紙の剥がれやひび割れ、ドア枠の入れ替えに伴うクロスの補修の仕事がメインでした。

作業の途中で、ご依頼いただいた業者様のSさんとコーヒーを飲みながら少し話ました。

全国の店舗で工事をしていると、都度その地方でクロス屋さんを探さなければならず大変だそうです。

そしてクロス屋さんによって仕事のやり方、スピード、仕上がりの美しさが違うので、蓋を開けてみなければわからない怖さがあるとおっしゃっていました。職人さんもいろいろな方がいますからね。(*ノωノ

初めての業者さん相手に、いきなり一人で夜間工事。現場も見てない状況は職人にとっては少し怖さを感じるでしょう。

僕自身は、壁紙工事に関しては、どんな現場であろうと恐怖はありません、どんな現場の形状でも、うろたえない自信があります。

23年間荒波にもまれてきた結果かな?と思います。(笑)

「現場は動いてりゃ終わるよ」僕が大切にしている親方の名言です。

 

僕の作業の所作と進め方、補修方法をみて気に入ってもらえたみたいで、

また「是非次も和歌山に近い現場があればお願いしたい」と言ってくれました。こちらとしては非常にありがたいことです。

21時からスタートし、深夜1時40分までの作業、その後清掃、片付けで2時。帰宅しシャワーを浴びて就寝。

睡眠時間3時間半で翌日九度山の現場へ。久しぶりの夜勤はなかなか楽しかったです。

Cross Sの未来

皆さんこんにちは、クロス屋見習いのこうちゃんです。
今回は僕が考えるクロスエスの未来について書いていきたいと思います。

誰にも予測ができない未来の事ですが
こうなってたら良いな!という願望も含めて僕の描く未来を書いていきますね。

 

・日本一の壁紙張替え専門店
何をもって日本一と言うのかですが、知名度です。
現在、恐らく日本一の知名度があるクロス屋さんと言えば
YouTubeでもおなじみのウォールクラフトさんですね!
現在登録者数は5万人弱ということで、我々のチャンネルもせめて2番手について最終的には追い越したいです。
そしてクロス屋と言えば…壁紙張り替えといえば…クロスエス!!

と言うように、たくさんの人の頭に思い浮かぶような組織を目指したいです。

 

・職人アベンジャーズ
これは近い未来に実現しそうですが
クロスエスはクロス屋以外の別業種の職人のつながりも多いので、その分野の超人たちを集めて
1つのミッション(総合リフォームのような)をこなしていくみたいな形のスタイルで運営していきます。
タイル界のハルク・床業界のマイティ・ソーなど、ユニークなキャラクターが掲載されてかっこいいホームページが目に浮かびます!

 

・新技術への投資
具体的には想像できていませんが、僕は近い未来
壁紙自体が無くなると考えています。
理由は新技術の登場で需要が無くなっていくと思われるからです。
現在ではChatGPTの台頭や3Dプリンタで家を作成するといった、今までありえなかった技術がどんどん出てきています。
もし壁紙がなくなった時、それに代わる新たな技術が出てきた際に
いち早く投資できる、波に乗れる企業であれば良いなと思います。

以上、こうちゃんが考えるクロスエスの未来でした。

大阪で施工講習会にいってまいりました。

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

この土曜日、大阪の心斎橋でウォールボンド工業「施工講習会」に参加させていただきました。総勢120名、すごい人数でした。

全国から自分の時間とお金を使って壁紙の事を学びたいと考える強者たちが集うこの講習会は、僕自身、出来るだけ参加するようにしています。

大阪でこれほど大規模な講習会が開かれるのは初だそうで、今回は僕を含めクロスエスからは3名参加です。

午前中は座学での下地材の知識。僕は何回聞いてもいいと思っています。

人は1度聞いただけでは覚えない。毎日の現場であくせく働く職人たちは復習をしない。(笑)

復習の意味も込めて毎回、座学はしっかりと聞くようにしています。

 

午後からは施工講習です。ウォールボンド工業専属講師。「三上先生」が教えてくれます。

今回は一般ビニールクロスの伸縮率の基本的な説明から入り、壁紙の基本的な撫で方、糊の力がいかに重要かのお話。

施工体験はサンゲツのサンマグネの掲示板クロス、サンゲツウィルウッドという中々触ることのない特殊な壁紙の講習でした。

 

最終の総括で三上先生がおっしゃっていたこと、響きました。「壁装の国家資格の話」

時代の流れと共に変わっていく壁紙施工の中で、お客様が一目で安心できる材料は、国家資格を取得する事だと僕は考えます。

飛行機のパイロットには免許がいります。僕達はお客様の命を預かる仕事ではないので免許がなくても仕事は出来ますが、

やはり国家資格を持っているというだけで、信頼してもらえます。

僕が1級の検定に挑んだのも、お客様に信用していただける肩書が欲しかったからです。そして取得した今は技能士の誇りをもって毎日仕事をしています。

このブログを見ている職人さんがいるならぜひ1級技能士にチャレンジしてみてください。あの経験は僕にとってこの仕事の自信につながっています。

 

今回の講習会を企画してくださった、Tdecoration 高橋代表、この講習会に携わっていただいた関係者の皆さんありがとうございました。(*^-^*)

こうちゃん、後輩できたってよ

皆さんこんにちは、クロス屋見習いのこうちゃんです。

なんとこの度、クロスエスに新しいスタッフが加入します!(パチパチ)

シンプルに嬉しいですね!僕はその新人さんの情報をほとんど知らず、いつ会えるのかを楽しみにしているのですがどうやら新人さんはクロス屋の経験者だという情報をつかみました。

何年やっていたかまでは知らないのですが、1年以上やっていたのであればこの業界では完全に僕のほうが後輩です。色々と教えてもらおうと思います!

僕は全くの未経験からのスタートだったので経験者が入るとなると、クロスエスの仕事のやり方もまた変わってくるかと思います。仕事の仕方が変わるかも、新人さんと一緒に働ける、というワクワク感でいっぱいの現在です。

 

僕にできることはそんなにありませんが新しい環境に身を置く新人さんとともに成長していけたらなと思います。
風通しがよく、働く人にとっていい環境だと思いますがより新人さんが働きやすく成長できる環境を作っていきたいなと思います。

 

そんな一方で不安な部分もあります。話が合わなかったらどうしよう…めっちゃ怖い人だったらどうしよう…自分の仕事がなくなるのでは…?
などなど、そこまで心配しすぎている感じでもないですがそういった不安はみなさんありますよね!会ったこともないわけだし!
めっちゃ現場作業ができる人だったら適材適所ということで僕の分も新人さんにおまかせして、僕はまた別の業務を頑張ろうと思います!

仲良くできると嬉しいな~!

日本古来の壁装材 土壁とは?

こんにちは、クロス屋見習いのこうちゃんです。

今回は壁紙のお話ではなく、日本に昔からある
土壁についてまとめました。

土壁は伝統的な建材として知られており
茶室や寺院など今でも様々な場面に使われています。

独特な昔の雰囲気があって魅力的な土壁ですが
その特性にはメリットとデメリットがあります。

メリット

自然素材:
土壁は天然の素材であり、環境に優しく、持続可能な選択肢です。いま流行りのSDGsですね!
廃棄物生成が少ないため、環境への影響が限定的です。

調湿効果:
土壁は湿度を調節する効果があり、湿気を吸収して蓄え、乾燥すると放出するという特性があります。
これにより、室内の湿度を快適に保つ効果があります。

保温性・断熱性:
土壁は保温性や断熱性に優れており、冷暖房の効率を上げ、電気代を削減する効果があります。

音の吸収:
土壁は音を吸収しやすく、室内の音響環境を改善する役割があります。特に騒音の問題がある場所に適しています。

デメリット

質のばらつき:
土壁の質は材料や施工方法によって大きく変動するため、知識と技術が必要になります。
施工が不十分な場合、クラック(割れ)や剥がれが生じることがあります。

メンテナンスの必要性
土壁は湿気や水分に敏感で、メンテナンスが必要です。特に湿地や湿度の高い環境では、定期的なケアが必要です。

施工の難しさ
土壁の施工は専門的な技術が必要であり、とても手間暇がかかります。

左官屋さんという職種の職人さんがコテで丁寧に手作業で塗っていきます。

現場で左官屋さんが塗っている所を見ると、

僕達がメイン事業としている「壁紙を張る作業」より施工時間は約3倍はかかるという僕自身の感覚です。

特に大規模な建物では時間と労力がかかることがあるように感じます。

耐久性の課題
一般的な壁材に比べて耐久性が劣ることがあり、経年劣化や風雨による影響を受けやすいです。

僕達も土壁の上からクロスを張ることがありますが、土壁が接着不良を起こして表面がぽろぽろ落ちてきているのをよく目にします。

土壁は環境への配慮や室内環境の向上など多くの利点がありますが、適切な知識と手入れが求められるというデメリットもあります。
用途や環境に合わせて選択する際には、メリットとデメリットをよく考えることが大切です。

いかがでしたでしょうか?
個人的にはお手入れが大変なので手間がかかりますが、そういった部分も丁寧な生活っていう感じが出て良いなと思います!

壁にペンキを塗るという選択肢

こんにちは、クロスや見習いのこうちゃんです。
今回は壁紙の上からペンキを塗った場合のメリットとデメリットをまとめてみました。
ペンキを使って壁を塗ることにはいくつかのメリットとデメリットがあります。以下にそれぞれを挙げてみます。

メリット:

費用が比較的安価:ペンキは塗料の中では比較的安価な部類に入ります。たくさんの場所を塗る場合でもコストを抑えることができます。

塗りやすい:ペンキは液状で扱いやすく、ローラーなどの道具を使って比較的簡単に塗ることができます。DIY初心者でも取り組みやすい点があります。

速乾性:一般的なペンキは比較的速乾性が高いため、作業時間を短縮できます。壁を素早く仕上げたい場合に適しています。

色のバリエーション:多様な色や仕上げが用意されているため、自分の好みに合ったカラーやデザインを選ぶことができます。

デメリット:

耐久性:ペンキは一般的に耐久性が弱く、壁に負担をかけることがあります。特に高温多湿な環境では劣化しやすい場合があります。ポロポロと剥がれてくるイメージですね。

防汚性が低い:ペンキは表面が滑らかで汚れがつきやすく、汚れが蓄積しやすいです。汚れが目立ちやすいことがデメリットとされます。

膜ができる:ペンキを塗ると厚い塗膜ができることがあり、細部のディテールが失われる場合があります。

匂いと有害物質:一部のペンキには揮発性有機化合物(VOC)が含まれているため、塗る際には換気が必要です。

細やかなデザイン:壁のデザインを細かくカスタマイズすることは難しく、ペンキの塗りムラなどが目立つことがあります。

これらのメリットとデメリットを考慮して壁を塗る方法を選ぶ際には
自分の希望や環境に合った塗料を選ぶことが大切です。
塗装前には素材や壁の状態を確認し、必要な下地処理を行うことで仕上がりの質を高めることができます。

そして確実に言えることが一つあります。壁紙の上からペンキを塗ると、当社のメイン業務「壁紙の張り替え」が困難になります。

僕の親方も、ペンキで塗られた壁紙をはがす際は剥がすのが大変なので、少しイラついてるのがわかります。(笑)

壁紙を張るのかペンキを塗るのか
環境や要望に合わせて選べると良いですね!

クロスエスに新入社員がやってきます。(*^-^*)

クロス職人の坂口です。(^^♪

朝晩の気温も少し和らぎ、秋が近づいてきているのを感じますね。

さて、9月初旬より、クロスエスに新しい仲間が増えます。クロス職人になりたい25歳の男の子です。(/・ω・)/

現場が若干早く終わったので、彼の腰袋をせっせとカスタマイズ。僕達の道具と同等品を新調しました。

腰袋は職人の体の1部。ある程度クオリティの高い道具を持たせてあげたい。

この仕事が続くかもわからない新人の子は、使い古しの腰袋から始めさせればいいという感覚の方もいるでしょう。

僕自身の考えは、たとえ新人くんでも僕達と同じクオリティの道具をもって現場に出るという事が非常に大事だと考えています。

長年この仕事を続けている僕たちでさえ、新しい道具が1つ増えるだけでその扱いに苦戦し、体に馴染ますのに時間がかかります。

彼にはまずこの腰に巻いている道具の感覚に慣れてもらわないとだめなので(;´∀`)

まず教える時にその道具をもっていなければ正確に道具の扱い方を伝えられない、それも成長の足かせになります。

長い職人人生を歩むうえで1番最初に巻いた、腰袋の感覚というものは非常に重要だと考えます。

カッター3本、地ベラ、ミニ地ベラ、桃山40㎝定規、コアラのオートポンチ、+ドライバー、スムーサー、メジャー、裁ちばさみ、角利の豆千枚通し3本、

フジタブラシ、水牛のつのベラ、スキージー、ジョイントローラーウレタン、こんなところでしょうか。(;´∀`)

カッターはまずは白刃からスタートです。白刃は刃物の先生なので。

白刃と黒刃のカッターの刃にに関して記事も書いているのでもしよかったらどうぞ(/・ω・)/ 記事はコチラ

しかし黒ベースのNEW腰袋・・・・我ながらかっこいい・・・

自分が巻きたい。もう一セット欲しい。(笑)

量産型クロスの最強カタログサンゲツSPシリーズについて

クロス職人の坂口です( ^ω^ )

今回は壁紙の王道メーカーサンゲツ社の量産型クロスS Pシリーズについてです。

国産壁紙のメーカーは多数ありますがやはり1番人気はサンゲツです。

自動車メーカートヨタが多くシェアを誇っているように、サンゲツは壁紙メーカーの主役的存在と言ってもいいでしょう。

少し前にサンゲツの量産型カタログ、SPシリーズに新カタログが発刊されました。デジタルカタログで閲覧できます。(*^-^*)

僕がお客様のところに調査の際に必ず持参するカタログの一つです。

なんと言っても、カラーバリエーションが豊富で安価なクロスの割に、機能性も充実。

表面がしっかりして傷つきにくいクロスが多いです。昔の量産型クロスといえば、表面は弱いしすぐ傷がつく、そんなイメージでしたが最近の量産型クロスは非常に優秀ですね。( ^ω^ )

そしてトレンドを意識したデザインは、センスがいいです。

昔のブログに、ひび割れに強く機能性が高いのは「トキワ」という国産メーカーだ!という記事を書いたと記憶していますが、トキワはデザインがダサい(個人の見解です)しかも量産型のカタログが見にくい。トキワ推しだったので新しいトキワの量産型カタログが発刊された時は正直ショックでした。

最近のサンゲツは一時の品質の悪さが職人たちの間で囁かれていましたが、今は壁紙の度重なる値上げがあり改善したのかそこまで品質の悪さは感じません。

壁紙で特にこだわりがないお客様はサンゲツのSPシリーズで十分です。( ^ω^ )

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