2024年3月9日
大阪府阪南市箱作で古民家のクロスCF工事完了いたしました。
今回は、知り合いの塗装屋さんからのお仕事のご依頼を頂きました。
施工箇所は、ダイニングキッチンの天井壁の壁紙張替、洋室2間トイレ小上がりのCF、その他抑え金物工事です。
まず壁紙張替工事ですが、かなり下地の劣化がみられました。
とにかく剥がしにくい。
ゴミも乾燥でクロスの表面が劣化しカチカチです。
通常は壁紙の剥がした裏紙が均一に残るのですが、
特に冬場の乾燥した状態の古い下地は表面の石膏ボードの紙まですべて剥がれてしまいます。
おそらくですが30年以上壁紙の張り替えをしてなかったと推測できます。
壁紙は張ってから時間が経過すればするほど剥がしにくくなります。
これは壁紙の糊の成分が表面に貫通して硬化しひび割れを起こすからです。
使用する糊によってその劣化具合は変わりますが、この頃の壁紙糊は品質もそこまでよくないので仕方ないですね。
この場合は不安定な糊の吸収を均一にするためシーラーで調整してあげます。
使用シーラーはニットーパワーシーラーです。
シーラーで下地を固めてやると、パテ下地処理がやりやすくなります。
そしてクロスの接着も安定するのでシーラー処理はとても大切ですね。
今回は下地の凹凸が出にくいクロス。サンゲツSP9719を施工いたしました。
クロス屋さんの業界では有名な品番ですね。
困ったときの「9719」仕上がり抜群19クオリティ。
少し柄は昔風のクロスですが、綺麗に仕上がるという観点でいうと最強のクロスだと思います。
クッションフロアはシンコールのポンリュウムE25031を施工。
クッションフロアの中では一番シワになりにくいのがポンリュウムです。
DIYでクッションフロアを張るなら100%シンコーのCFがおすすめです。
サンゲツのクッションフロアは逆に滅茶苦茶シワになります。(;´∀`)超絶お勧めしません。
トイレのCFもこんな感じでお洒落に仕上がりました。画質が粗くてすいません。(;´∀`)
トイレは在庫で余っていたCFを使用。かわいい柄のポップな床になりました。(*^-^*)
この小上がりも在庫のCFで施工しました。
工事期間は3日間、空き家の工事という事で時間を気にせず集中して作業させていただきました。
この度はご依頼ありがとうございました。