クロス職人の坂口です。(*^-^*)
今回は壁紙施工前の下地処理についてのお話です。
そもそも壁紙は「貼る」という作業に目がいきがちです。
壁紙張り替えDIYの施工説明動画なんかを観て思うのですが、プロの仕事と壁紙DIYに挑戦する方の決定的な違いはその下地処理の差にあり、プロはどんなボロボロ、凸凹の壁であろうと綺麗に貼り上げるためにしっかりパテによる下地処理を行います。
住宅も年を重ねていきます。ずっと新築住宅のようなピチピッチな状態を保てるわけではありません。
人が年を取ると顔にしわが増えるように、住宅の壁自体も経年によりいろんな箇所にほころびが出てきます。
壁紙張り替え工事の下地処理は新築住宅の下地処理に比べると「これが正解」といえるものが何一つありません。
ひび割れ、カビ、浮き、下地木材の痩せによる釘の突出いろんな課題が壁紙を剥がした瞬間に出てきます。職人の知識と長年の勘が頼りです。
そして年を取ったお部屋を一気に若返らすのが僕たちの仕事です。
壁紙は、下地処理にどれだけ手間をかけるかで仕上がりの美しさが9割決まります。大げさに聞こえますがこれ、事実なんです。
壁紙張り替えの場合、多くのリフォーム業者は凸凹が表面に出てきにくい厚みのある壁紙だけのカタログを勧めてきます。
こんな感じのサンプル帳です。
このカタログを勧める理由としては出来るだけ下地処理の時間をかけず、なおかつ厚みのある壁紙を選ばせてお客様からのクレームリスクを抑えたいからです。
それは単純にお客様の選択肢を狭めることに他なりません。
当社クロスエスは壁紙張り替え専門店としてお客様のニーズにできるだけ応えたいという想いがありますので、現地調査の際、お客様のご自宅の状況を分析し壁紙を提案させていただいてます。(^^♪
例え、数あるカタログの中から厚みの無い壁紙を選ばれたとしても、築年数や現場の状況を職人目線で瞬時に判断し、その壁紙を施工できるかをお答えします。
その後、専門店としての意地とプライドを懸け、しっかりとした下地処理を行い施工させていただいています。
和歌山の壁紙リフォームはクロスエスへ是非ご相談ください。(^^♪