壁紙張り替え職人の坂口です。( ^ω^ )
今日は和歌山県紀の川市打田町にて、眼科さんの小部屋の張り替え工事でした。
クロスの張り替えは、基本的に古いクロスを剥がしてから新しいクロスを貼るというのが鉄則です。
どうしてかというと、古いクロスの上から新しいクロスを無理やり張ると剥がれてくるからですね。
これはもう確実に剥がれてきます。クロスの上に無理やり張る施工方法もあるのですが、これはクロスが全く剥がれない時などにプロがやる最終手段ですね。
今回の現場の壁紙は一般的な塩ビの壁紙が貼られておらず、表面が紙のクロスでした。
この場合、古い壁紙の上から新しいクロスを貼っても実は問題ないのです。紙クロスは糊の水分がしっかり浸透し接着するんですね。
先日YouTube でおすすめに出てきたのですが、
素人さんが塩ビクロスの上から新しいクロスを何の迷いもなくデンプン糊でバンバン貼ってる動画が出て来ました。
結構再生回数も回っていて、共感のコメントなどもたくさんありました。
おそらくプロの方が見るとか「必ず剥がれてくる」結果が容易に想像できるので、ツッコミどころ満載なのですが、DIYに口出しは禁物?と僕は思っています。
個人でやられてることなんで本人が楽しくできればOKでしょう。
「壁紙の上から貼れる」というクロスもネットなんかで結構販売してされていますよね。
でも!僕らの視点でお話しすると、クロスの上から張るのは「付着」
クロスを剥がして張るのは「接着」です。
「付着」って言葉すごく頼りなくないですか?今にも剥がれてきそう・・・
このブログを見てくださっているDIYヤーさんは、クロスは剥がしてから貼りましょうね。
さて現場は綺麗に収まりました。
設計士さん監修の壁紙、ヘリステージ系のペンペラクロス。
今回はクロスの上から張れたので、その点は助かりました。
剥がすと下地が荒れている可能性が高く、処理が大変なので。
職人さんにむけてのアドバイスですが、
張り替え回数不明、ヘボパテミルフィーユの裏紙浮きまくりの荒れた下地にペラペラクロス貼る場合は、コアシート捨て張りもおすすめですよ。
裏紙の機嫌をとりながら全面パテよりは勝負が速いかも!?
手間は2倍になりますが(^_^;)
下地にしっかりコアシートが吸着してパテする場所がしっかり分かりやすくなり、裏紙の浮きもありません。
そんな手間かけれねーよ!そんな予算あるわけねーだろ!っていう職人さんがほとんどだと思いますが^^;
でもそうやって職人が「できねーよ」っていうことを「できますよ!」って言える職人になればそれはとっても強みだと思います。
荒れた下地に薄いクロスを貼ってくれなんて要望よくあるでしょ?
できない理由を探すばかりじゃ成長は無い!僕はそうおもいます。
職人の価値をみんなで上げていきましょう!
クロスエスは和歌山県和歌山市新通にお店を構える壁紙張り替え専門店です、お見積り調査は無料です、お気軽にお問い合わせくださいね。( ^ω^ )