ナフサショックの現状(2026年5月22日現在)

クロス職人の坂口です。( ^ω^ )

今、建築業界は“ナフサショック”の真っ只中です。

そしてクロス業界は、前例のない「糊ショック」の真っただ中。

現在、
「壁紙や床材などの仕上げ材は出荷されるけど、接着材などの副資材が止まる」
という、現場からすると少し不思議な状況が起こっています。

最近は、値上げ前になるとこういった供給不足が起こる傾向があります。

先日、糊メーカーの営業担当の方に直接状況を確認しました。

前年比100%以上のペースで糊を作り続けている。
土曜日も工場を稼働して生産している。
それでも全く追いつかない。

それほど異常な状態になっているとのことでした。

こういう発信も、危機感をあおってしまい、さらなる買い占めにつながる可能性があるので、ブログを書くか悩みました。

ただ、前回の記事の閲覧数がかなり多く、
「現場のリアルな情報を知りたい方も多いのかな」
と思い、追加情報として更新させてもらいます。

僕の考えですが、正直、糊が完全になくなることはないと思っています。

ウォールボンドの糊は6月から値上げ予定です。
6月を過ぎれば、徐々に供給は安定してくるのではないかと見ています。

一方、ヤヨイの糊は受注停止が発表されました。

ただ、これも一時的な措置ではないかと思っています。

大量発注をいったん止めて、
問屋さんへバランスよく供給できるようにするための“防御措置”ではないでしょうか。

今回の状況は、
ナフサ高騰と値上げが重なって起こった大きな混乱です。

コロナ禍の時の糊不足よりも、さらに大きい印象があります。

どちらかというと、
「糊ショック」というより「糊パニック」ですね。

これはどの業界にも言えることですが、

「自分だけは生き延びたい」
「とにかく材料を確保したい」

という心理が重なり、供給不足につながっているのかなと感じています。

実際、メルカリでは、
本来3,000円前後のクロス糊が、
1万円を超える金額で転売されています。

うちは何とか6月末までの糊は確保できています。

和歌山では、
ウォールボンドの糊を10個以上で購入しないといけないルールがあり、
普段からまとめ買いをしていたことが、逆に功を奏した形です。

ただ、本当に早くこの状況が落ち着いてほしいですね。

そして転売はやめてほしい。

クロス屋さんも、そこまで馬鹿ではありません。

高額な糊をメルカリで買うくらいなら、
「今日は休もうか」
となる職人さんも多いと思います。

大量在庫を抱える転売屋さんも、
18kgの商品を山ほど置いておくのは、正直かなり大変だと思います。

そして今、本当に深刻なのは「床糊」の方です。

特にウレタン糊が、ほとんど入ってきません。

外部シート工事や、
フローリングへのフロアタイル上張りではウレタン糊を使用するため、
必要な時に材料が入らないと、
お客様に工事を待っていただかないといけなくなります。

これは現場としてかなりつらい部分です。

仕上げ材は入ってくる。
でも副資材がない。

その結果、現場が止まる。

これは体力の少ない中小企業にとって、本当に厳しい問題です。

そんな暗い話題も多い中ですが、
ありがたいことに、お客様からはたくさんのお問い合わせをいただいています。

あまり悲観的になりすぎず、
今は目の前のお客様に集中して、
一件一件しっかり現場をおさめていきたいと思います。

「クロスエスを見つけて依頼してくださった」

その事実が、本当に励みになります。

これからも壁紙張り替えを通して、
お客様のお困りごとを少しでも解決できるよう、
一件一件丁寧に向き合っていきます。

和歌山市・阪南市・泉南市で
壁紙張り替え、クロス工事をご検討の方は、
お気軽にご相談くださいね☺️

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