下がり天井 巻き上げ天井は手間がかかります。

クロス職人の坂口です。(^^♪ 今日は和歌山県岩出市で職人仲間の応援でした。

今回は今流行っている下がり天井についてです。

インスタなんかで新築住宅の写真なんか見てると、必ず出てくるのがキッチンの下がり天井、木目で仕上げるの流行してますよねー。

え、これって本物の木じゃないの?と勘違いされる方も多いリアルウッドクロス。

壁紙のデメリットである表面が傷つきやすいという部分も、

天井に張ってしまえば傷つけることがないのでずっと木目が綺麗なままです。

実は職人にとって、この天井を施工するの結構手間なんです。まず木目を寸分の狂いなく、まっすぐ貼らなければいけない。

基本的に木目のクロス厚みの無いクロスが多い為、下地処理も入念に行わなければいけない。

そして下がり天井は下から上に壁紙を巻かなければいけないので一人で張りつけるのは至難の業です。継ぎ目もまっすぐカッターを入れてジョイントしないと小口が白く見えてしまう。

最近は下がり天井やニッチが増え、新築住宅も形が凝っています。

周りのクロス職人仲間も「手間のかかる現場が多い」とぼやいています。

昔はまっすぐの天井にまっすぐの壁が主流でした。(*^-^*)

今はへこんだり曲がったり丸みをおびた壁だったり、確かに仕事が進まない作りの住宅が増えた気がしますね、(*ノωノ)

 

新築の状態はずっと続きません。10年20年経っていざ壁紙張り替え工事をお願いした際、

足場を組まなければ張り替えできないリビングの吹抜けや、壁や天井がいびつな形をしていると壁紙張替も一苦労。

工事の見積り金額も高額になってしまいます。

新築住宅を建てる際のアドバイスとしては、張替の事も視野に入れた空間づくりをしてほしいという事です。

でもやっぱりデザイン性を求めると、そんなこといってられないんだよなあ( ´艸`)

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