吹抜けのある家のデメリット

新築住宅に壁紙を施工する際、「吹き抜け」がある現場が年に何度か当たります。
インパクトと開放感があり、住宅のオシャレ度がUPする。そんなイメージをお持ちの方も多いでしょう。

しかし、吹き抜けや開放的なリビング階段なんかはその分デメリットも多い気がします。

  1. 空調が効きにくい

    やはり冷やす部屋が広い分、エアコンなどの空調は馬力のあるものが必要です。また、暖房などの暖かい空気は上へ上へと溜まる為、なかなか部屋が暖まらない、こういった事が起こり得ます。天井にファン(扇風機みたいなもの)をつけて空気を循環させてたりしていますよね。

    今は全館空調の家も増えて全てのお部屋の温度を一定に保つシステムもありますが、大体の家はこれも10年で保証が切れます。故障した箇所によっては多額の費用が発生すると知り合いの電気屋さんが話していました。

  2. 手が届かないから掃除できない

    これはいつも現場で施工していて思うのですが、新築住宅でも吹き抜けのガラス窓の枠に、虫がたまっているのをよく目にします。虫は上に行くと大体は降りては来てくれません。生活する上でそこにホコリも溜まります。
    中古住宅の吹き抜けの張り替えなんかに行くと、何十年と溜まったホコリと虫の死骸と私たちは格闘しているのです。

  3. リフォームに余計な費用がかかる

    吹き抜けの壁紙の張り替えは非常に大変です。
    壁紙を綺麗に保てるのは8年〜10年。
    まず家財を全て空の状態にして、足場屋さんに足場を組んでもらわなければなりません。家財運搬費、足場組立費と追加の項目が増える為、費用が嵩みます。
    また、高所の為、照明器具交換の際もプロに頼む事が多くなり費用がかかります。

どうでしたか?
「吹き抜け」って中々問題があるんです。ずっと住む家だから何十年スパンでの事を考えましょう。
新築で吹き抜けを検討中の方はこれらを参考にして、工務店さんとお話してみてくださいね。

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