2024年6月20日完了 和歌山県伊都郡高野山 T様 お寺

2024年6月20日完了

今回は世界遺産、高野山のお寺の住職T様からの壁紙張替のご依頼でした。

施工箇所は、洗面室、エレベーターホール、男子トイレと女子トイレのクロスの張り替えです。

高野山は古い家屋が多く、現代の一般住宅とは異なり、気密性が少ない為、壁にカビの症状が出やすいです。

張り替えるすべてのお部屋にカビの症状が見られました。

特に写真の2帖ほどのエレベーターホールは、外壁側の地面に水が溜まるようになっていて、

ここから湿気が上がって壁がカビやすい構造になっていました。

エレベーターホールに入った瞬間ツンと来るカビの匂い、有害な空気を発しているなと感じました。

 

このエレベーターホールにのみ「結露防止シート」(ガイダンエルシート)を施工しました。

このシートは下地の湿気を表面にシャットアウトする優れものです。カビる心配が極めて少ない。

保冷剤を解けるまで表面に置いていても裏に水分が回らないんです!

92㎝の幅で10mで¥20,000するので高級なシートではありますが。

しかし防音、断熱効果も期待できる!まさに夢のすごい商材です。

 

 

壁紙を剥がし、カビ殺菌剤を塗布、カビ防止剤を塗布、その後ガイダンエルシートを施工、その上にクロスを施工します。

結露や断熱防音でお悩みの方、ガイダンエルシートですべて解決できますよ!

お問い合わせは是非クロスエスへ!

 

今回の使用壁紙すべて同じ壁紙、サンゲツの安心シリーズsp9704です。

シンプルな石目調壁紙です。

継目のおさまりも良く、下地の凸凹もある程度カバーできるのでおすすめです。

 

その他のお部屋も順調に張り替えが進んでいきました。

カビが発生している所はすべてカビの殺菌剤を塗布、殺菌剤を塗布すると壁に潜んでいたカビが黒く浮き出てきます。

もちろん、カビがないところは浮き上がってきません。

今回は「KSクリーナー」という粉末を水で溶かすタイプの漂白剤を使用しました。

殺菌後、カビの防止シーラーも塗布しました。カビ対策はこれで万全です。

 

施工期間は4日間で、工事の時間は8時半~17時半。

住職さんにも仕上がりを確認いただき、「綺麗になって気分がすっきり致しました」という感想をいただきました。

休憩には飲み物もご自由にお飲みください等、配慮していただきました。

蒸し暑い下界とは違い、標高の高い高野山は涼しくて仕事がはかどりました。(^^♪

T様 この度は壁紙張替のご依頼誠にありがとうございました。

 

クロスエスは和歌山の壁紙張り替え専門店。

高野山でも喜んで見積調査に伺わせていただきます。調査、見積書作成は無料です。

壁紙のカビでお悩みのお客様もしっかり対策して施工いたします。お気軽にお問合せ下さい。

タイルの上にクロス?貼れるわけないじゃん!実は貼れるんです!

クロス職人の坂口です。(*^-^*)

先日、来店くださったお客様からトイレのクロス施工のご依頼がありました。

場所は和歌山市神前。

腰壁にタイルが張られています。

最初ご相談くださった際は、出来るだけ予算を抑えて、タイルの上にシールみたいなものを張ってほしいといわれましたが、腰壁に貼れるダイノックシートなどはそもそも材料だけで高額です。そこで提案させていただいたのが「タイルの上にクロス!」の選択肢でした。(*^-^*)

一般のリフォーム屋さんではタイルの上になんかクロスは張れません!と99%いわれます。

その1%を可能にしてしまうのがクロスエスの強み!です。

今回はタイルの上に「ハイタックエコ」を使用します。

群馬県のウォールボンド工業が製造している超強力プライマーです。

 

タイルの上はツルっとしていてパテがのらないので、パテにより下地を平滑にすることは出来ません。

お客様にはタイルの型がクロスの表面に浮き出てくるのを了承いただいた上での施工です。

ハイタックエコを原液で塗布。地道に刷毛でたっぷりと塗るのが肝心!端もきっちり塗ってください。

 

最初は白いですが、乾くと透明になり表面がねちゃねちゃします。

物凄くねちゃつくので壁紙の糊との接着が期待できますね。

水で薄めるシーラーだと水分が多いのでタイルの上にはのりません。

必ずプライマーで行きます。

貼る壁紙はタイル下地からの通気性は期待できないので。壁紙の表面から通気性が期待できる壁紙にしましょう。

量産型のクロスはすべて表面からの通気性があります。

通気性が無いのは、「汚れ防止加工」が施されたクロスや、「表面強化、スーパー耐久性」などのクロスです。

ここは気をつけてください。

 

施工後の写真を観てみると、浮き出たタイルの形がなんともいい感じの柄になって最高!

これひょっとして、カラークロスとかはってもタイル柄になってめちゃいい感じじゃね!?と思いました。

また一つお客様への提案が増えました!(^^♪

今回の工事は弊社在庫品による施工でクロスと床工事で予算も40,000円で収まりました。

8時半から16時半に完了!

この度はご依頼誠にありがとうございました。

2024年4月2日完了 和歌山県岩出市S様邸 

和歌山県岩出市 S様邸 壁紙張替工事、完了いたしました。

ホームページから直接電話でお問合せくださったお客様で、連絡いただいた翌日に現地調査をさせていただきました。

お家の外観もスマートですっきりとした印象の南欧風の住宅。

調査に伺った際に思わずお客様に「すごく素敵なお家ですね」という言葉が出てきました。(*^-^*)

今回はロフト付きの寝室の天井壁の張り替え。洗面脱衣室の壁の張り替え。そして広めの玄関の壁の張り替えでした。

S様は壁紙選びも、メーカーのショールームに足を運び、選んでくださりました。

選んでくださった壁紙は、サンゲツFINE、リリカラWILLに掲載されている、ウイリアムモリスの国産仕様の壁紙です。

 

職人は一級壁装技能士の森本くんと、私、坂口が施工いたしました。

先ずは寝室。ロフト付きの勾配天井で高所作業にはなりましたが、

お客様が家具などを事前に他の部屋に移動してくださったおかげでスムーズに作業を進めることができました。

ありがとうございます。

壁はクラック(ひび割れ)が多数確認できたので、すべて目地をカッターでV カット、ビス止めを再度行い、

クラック対策用パテ(タフクラック)を充填。

ひび割れが再発しないよう、できる限りの処理を施しました。

今回は鮮やかなモスグリーンの無地の壁紙、ヘリテージカラーLW102 厚みの無い極薄壁紙です。

下地の凹凸がもろに表面に出てくるクロスで、張替工事でこの壁紙の施工をしてくれる業者さんは全国的にみても多くはないと思います。

大抵クロス張替工事は下地が荒れていることを想定し、厚みのあるクロスを勧められることが多いからです。

国家資格をもつ職人が在籍する、直営店だからこそできるパフォーマンスですね。(^^)/

 

天井は淡いパープルの無地の壁紙FE76041 これがまた抜群にいい色合いですね。

お客様のこだわりとセンスが感じられます。

 

洗面室の壁はLW83、写真を撮るのをわすれてしまいました・・・( ;∀;)

 

次は玄関です。(/・ω・)/

 

玄関の壁は、サンゲツFE76001 モリスの代表的な柄「フルーツ」を施工。

とても明るい印象の玄関に生まれ変わりました。(*^-^*)

 

 

今回の施工は、壁紙の折シワをつけない「ラッピング施工」。

壁紙の裏側にラップをして糊の被膜をつぶし、薄い壁紙でも糊の型が出ない施工方法です。

和歌山ではあまり浸透していない施工です。

使用した接着剤は、大力さんのスーパークロスダイン。原液タイプの高級、高接着の糊です。

最近はもっぱらこの糊にはまっています。濃くて柔らかく高接着な糊。最高です。

 

S様には工事中、僕達が仕事をスムーズに行えるよう、多方面で配慮をいただき本当にありがたかったです。

 

撮影や取材にも協力いただき、自分たちの施工も納得できる仕上がりをS様にご提供できたと思います。

この度は工事のご依頼、誠にありがとうございました。

2024年3月9日 大阪府阪南市箱作で古民家のクロスCF工事

2024年3月9日

大阪府阪南市箱作で古民家のクロスCF工事完了いたしました。

今回は、知り合いの塗装屋さんからのお仕事のご依頼を頂きました。

施工箇所は、ダイニングキッチンの天井壁の壁紙張替、洋室2間トイレ小上がりのCF、その他抑え金物工事です。

 

まず壁紙張替工事ですが、かなり下地の劣化がみられました。

とにかく剥がしにくい。

ゴミも乾燥でクロスの表面が劣化しカチカチです。

通常は壁紙の剥がした裏紙が均一に残るのですが、

特に冬場の乾燥した状態の古い下地は表面の石膏ボードの紙まですべて剥がれてしまいます。

おそらくですが30年以上壁紙の張り替えをしてなかったと推測できます。

壁紙は張ってから時間が経過すればするほど剥がしにくくなります。

これは壁紙の糊の成分が表面に貫通して硬化しひび割れを起こすからです。

使用する糊によってその劣化具合は変わりますが、この頃の壁紙糊は品質もそこまでよくないので仕方ないですね。

この場合は不安定な糊の吸収を均一にするためシーラーで調整してあげます。

使用シーラーはニットーパワーシーラーです。

シーラーで下地を固めてやると、パテ下地処理がやりやすくなります。

そしてクロスの接着も安定するのでシーラー処理はとても大切ですね。

今回は下地の凹凸が出にくいクロス。サンゲツSP9719を施工いたしました。

クロス屋さんの業界では有名な品番ですね。

困ったときの「9719」仕上がり抜群19クオリティ。

少し柄は昔風のクロスですが、綺麗に仕上がるという観点でいうと最強のクロスだと思います。

 

クッションフロアはシンコールのポンリュウムE25031を施工。

クッションフロアの中では一番シワになりにくいのがポンリュウムです。

DIYでクッションフロアを張るなら100%シンコーのCFがおすすめです。

サンゲツのクッションフロアは逆に滅茶苦茶シワになります。(;´∀`)超絶お勧めしません。

 

トイレのCFもこんな感じでお洒落に仕上がりました。画質が粗くてすいません。(;´∀`)

トイレは在庫で余っていたCFを使用。かわいい柄のポップな床になりました。(*^-^*)

 

この小上がりも在庫のCFで施工しました。

工事期間は3日間、空き家の工事という事で時間を気にせず集中して作業させていただきました。

この度はご依頼ありがとうございました。

 

2023年12月9日 和歌山県海草郡紀美野町U様邸 

2023年12月9日 和歌山県海草郡紀美野町U様邸完了いたしました。

6帖一間の洋室の天井壁のクロス張替のご依頼でした。(*^-^*)

今回の施工者は1級壁装技能士の私、坂口が担当致しました。

施工前の現状写真

 

壁紙張替は剥がした状況で施工難易度が大きく変わります。

綺麗に剥がれる場合はそこまで下地処理の作業は必要なく、終了時間も早く完了しますが

壁紙が剥がしにくかったり、壁紙を剥がした際の下地の劣化が激しい場合は下地処理に多くの時間を費やすことになります。

 

今回のU様ご依頼のお部屋はまさしく「壁紙を剥がした際の下地の劣化が激しいお部屋」でした。

もともとの下地処理剤(パテ材)と壁紙接着剤(糊)との相性が悪く全く接着していない状態でした。

パテ材はおそらくヤヨイ化学工業の「スキームV」上下兼用の白パテ。

糊は希釈率を守っていない「アミノール」と推測します。

 

まず既存の壁紙を剥がし、浮いた裏紙を極力そぎ落としていきます。

ひび割れ箇所は多数、スキームVはサクサクで強度がありません。すべてVカットです。

その後シーラー掛け。

今回使用するのは主に「ニットーパワーシーラー」今回はシーラー6、水4の希釈率で塗布しました。

濃い目に塗布することでぶくぶく浮いた裏紙の張りが期待できるためです。

シーラーを乾かしている間に、全ての釘などの突起物をチェック。

その後凸凹部分にパテ材を塗布、段差部分とひび割れ部分にはニットータフクラック、ビス止めも行いました。

タフクラックは段差のパテにも良く使用します。

裏紙の浮きを抑制してくれる効果もあります。

 

パテ材完全乾燥後クロス張り。予め壁紙には糊を事務所で塗布してきました。

使用した糊は「濃くて柔らかい糊」高接着、変色の少ない「マイスターA

新しい壁紙を張った瞬間は、剥がした壁紙の白い裏紙が浮きますが乾いたら綺麗に張ります。

今回は天井にサンゲツSP9728 壁にSP9730を張りました。シックな印象のお部屋に仕上がりました。

最後、お客様に事前にお願いされていた、カーテンレールを取付けし、床養生の撤去、床の拭き掃除で完成です。

 

完了後、「他の部屋も壁紙の張り替えを検討しているので是非その際はお願いいたします」とお声がけいただきました。

その言葉を頂くと、「施工に満足してくださったんだな」と感じ、嬉しく思います。(*^-^*)

 

今回のご依頼の流れです。

ホームページより、

LINEでお問合せ

現地訪問調査。

お見積り書作成、

金額承諾、

品番決定、

施工(1日間)

 

この度は工事のご依頼誠にありがとうございました。

 

2023年12月2日完了 貴志川町 U様邸

2023年12月1日昨日、和歌山県紀の川市貴志川町U様邸の壁紙張替工事が完了いたしました。(*^-^*)

8月初旬にクロスエスLINE公式アカウントからお問合せ頂き、調査、打ち合わせ、壁紙サンプル取り寄せを行い、正式にご依頼を頂きました。

内容といたしましては、トイレ、LDK、玄関、階段ホールの天井壁のクロス張り工事でした。

築25年の一軒家で、某有名ハウスメーカーの家です。

全体的に壁紙の変色、黄ばみがみられ、お部屋全体が少し暗い印象でした。

一時期流行した通気性の高いエコロジークロスが張られていました。

通気性が高い分、経年で糊の変色が表面に上がってきています。

 

今回既存の壁紙を剥がした際、クロスと下地処理剤(パテ)との接着が悪く接着不良をおこしていました。

この接着の甘い下地処理剤(パテ)の名前はヤヨイ化学の「スキームL」練り置きができる作業性に特化したパテです。

この頃のスキームLのパテは、僕達の業界では「壁紙が接着しないパテ」として知られています・・・・

剥がした際の裏打ち紙の状態から、でんぷん系の壁紙接着剤も「メーカー推奨の希釈率を守らないシャブ糊」の症状も少し見られました。

壁紙の接着剤はメーカーが希釈率を定めています。固形糊18キロに対して希釈率を守らないと接着力が著しく低下します。

おそらく使用糊はヤヨイ化学の「ルーアマイルド」です。この糊は塩分濃度が高く、経年で黄ばみが生じます。

それが壁紙の表面にも上がってくるんですね。僕達はルーアマイルドを使用しないと決めています。

 

このような接着の甘い下地に張替を行う際は、弊社では必ずシーラー処理を行います。

しかし、シーラー処理を行わないでもよい場合もあるので、

お客様には、事前に「シーラー処理は既存壁紙を剥がしてみないと必要かどうかわからない」という旨を伝え、

必要ない場合は、シーラー塗布の項目をお見積り金額から引かせていただくという話で契約させていただきました。

 

シーラーの役割は、接着補強、壁紙の目透き防止です。

今回はほぼ石膏ボードの下地でしたので、使用したのはニットーパワーシーラー。

一部ベニヤ面には灰汁止め効果のあるシーラーセットセットアップを使用。

パワーシーラーのメーカーの定めた希釈率はシーラー1に対して水1。

セットアップの希釈率はシーラー1に対して水2です。両者の希釈率も計量カップでしっかり測ります。

壁紙張替は下地処理のアプローチで仕上がりのすべてが決まるといっても過言ではありません。

壁紙を剥がし、ひび割れはすべてVカット、シーラー処理の後、

ニットータフクラック、ニットー速攻30、ニューオルマーのパテを使用し下地処理を行いました。

 

 

壁紙のジョイント(継目)は目透きの出ない方法で張りました。

僕達プロが近くで見ても、継ぎ目がどこかわかりません。

今回使用した壁紙接着剤はウォールボンド工業「マイスターA」です。高接着、変色の少ない糊です。

糊の選定も大きく施工の品質に影響します。

希釈率は固形糊18キロに対して水10ℓで溶かします。「濃くて、柔らかい」弊社が使用するおすすめの接着剤です。

 

今回の仕上げ壁紙はトイレの壁以外はすべてサンゲツSP9728を張りました。

白い石目調の超人気ロングセラー商品です。

トイレの壁はサンゲツSP9737 モカグレーの石目調です。  

5日間の工事でしたが、自分たちの納得いく施工方法で、妥協なく施工できたと思います。

掃除は養生撤去ご拭き掃除まで。

 

和歌山県貴志川町U様。

この度はご依頼誠にありがとうございました。(^^♪

和歌山市三葛 S様邸 戸建て賃貸「猫の引っ搔きキズ」壁紙補修工事

2023年11月21日 和歌山市三葛 戸建て賃貸 クロス補修工事完了です。(#^.^#)

今回のご依頼は、戸建ての賃貸物件。猫の引っ搔き傷の補修です。もちろんこちらの物件は「ペット可」の賃貸物件なのですが、

管理会社様の退去の立ち合いの前に、猫ちゃんが爪で傷をつけた壁紙を直せないかというご相談でした。

退去検査の際に発生する「つぶしの効かない管理会社からの工事代金の高額請求を未然に防ぎたい。」

そういったお客様からのご相談は多いです。

もちろん壁紙張り替え専門店クロスエスは、壁紙(クロス)の補修工事も承っております。

 

まず、2階のクローゼットの引き戸のドアの裏の壁紙を剥がします。

「え、補修に来てるのに壁紙剥がすとかダメじゃん!」

いいえ、違うんです。この剥がした材料で補修するんです。(*^-^*)

この剥がした部分はあらかじめ用意していた類似色の壁紙で1枚張り替えます。

この1面を張る作業は3分で終わります。

さてここからが本番!その剥がした材料で、ありとあらゆる傷を補修していきます。

この提案はリフォーム会社さんに依頼しても出てこないです。

もしこの方法を知っていたとしても、調査の際に「できる、できない」の判断がつきにくいからです。

職人ならではアイデアですね。(^^♪

お客さまのS様も補修箇所を確認し「全っ然わからない!」とびっくりしてくださってました。

僕らにとっては、1時間ほどの作業でしたがお客様の喜びの声を生で聞けると、この仕事を続けてきてよかった~って思います。(^^♪

珈琲とおにぎりの差し入れも頂きました。S様お気遣いありがとうございます。

今回は夕方17時半からの作業をこちらから打診し了承してくださいました。

作業自体は1時間15分で作業が終了。

工事代金は追加のキズ補修も含め、1式¥20,000(税抜)でした。

この度は工事のご依頼誠にありがとうございました。(^^♪

2023年9月27日完了 和歌山市新在家 N様邸

2023年9月27日N様邸 LDK、階段室玄関、クロス張替え完了です。

ホームページからお電話にてお問い合わせをいただき、工事依頼を頂きました。

御自宅の外壁リフォーム塗装を機に、この際リビングと階段室の内装も綺麗にしたいという事でご依頼くださったN様は、

新築時に通気性の高い紙質のクロスを選んでおり、経年でパテ材などの下地材が透けて見える「ラスマーク」という症状が見られました。

この既存クロス、約23年位前、環境壁紙を各メーカーがこぞって発売したころの、サンゲツ「パピウォール」という商品で、環境に配慮したというだけで特に機能性を兼ね備えたものではありません。

通気性の壁紙は現在も存在しますが、当初発売されたエコ壁紙は通気性がよくカビなどの発生は抑制できるものの、

施工性が悪く、汚れも取りづらいなどのデメリットが多い商品でした。

お客様に調査の際、ヒヤリングを行った結果、「あの頃、この壁紙を勧められて選んだ事を後悔しているよ」と話されていました。

今回はラスマークの症状が見られた、LDK壁、階段壁の張替のご依頼です。

家具、床を養生し工事スタート。

リビングに大きな穴が開いていたので、石膏ボードの壁の補修も行いました。

今回はクロス職人の森本君の出番です。なんでも器用にこなす職人さんです。

クロスエスはこういった穴の補修も行っています。大工さんの仕事も出来るだけ自社で行います。

 

お客様に選んで頂いた壁紙の品番はサンゲツの「SP9705」です。シンプルな石目調のクロスですね。

剥がしたすべての壁にはシーラー処理「ニットーパワーシーラー」を塗布。接着補強、下地の吸水を均一にします。

下地処理剤にはニットー社の「タフクラック、速攻30」のパテを使用しました。

壁紙の接着剤には株式会社大力さんの「スーパークロスダイン」原液使用タイプの糊を使用しました。

この糊、初期タックが良くて、目透きが起きにくいこだわりの糊です。最近のお気に入りです。

「クロスを張り替えて気分も明るくなりました」とN様から、後日お礼のメッセージを頂きました。

和歌山市新在家N様、この度はご依頼くださり誠にありがとうございました。(*^-^*)

 

2023年8月16日完了 海南市 U様邸

海南市 U様邸の壁紙張替工事、作業完了しました。

リビング・キッチン・玄関・階段の張替作業でした。

以前住んでいた方がタバコを吸う方で、全体的に茶色く暗い印象のお部屋になっていました。
U様もそれを気にされていたのでイメージを一新して
壁には、明るく清潔感のある印象の壁紙(リリカラ LL7464)を提案させていただきました。

天井の材料はシンプルな白色ではなく、金色が入った柄物の壁紙(サンゲツFE76801)を提案させていただきました。
こちらの壁紙は本来、壁に使うものとして見本帳に出ていますが
今回は天井に使用することを提案しました。

理由としては、カウンターや窓枠などに濃い茶色の木材が使われており
レトロな雰囲気があったので、ここに白とゴールドが入ると高級感があって他とは一味違う空間を作れると思ったからです。

実際の仕上がりを見てみると思っていた通り、いやそれ以上にお部屋の雰囲気とマッチしていました。
お客様も想定外の提案だったようですが、「めっちゃいいですね!」と喜んでいただけました!

建物に使っている材料・雰囲気・家具・お客様の好みなど、様々な観点から壁紙の提案をさせていただいておりますので
そういった部分も含めてお気軽にご相談くださいね!

今回作業したお部屋は全体的にがヤニで覆われていました。
特にリビングがすごかったです。
天井・壁はもちろん、コンセントのプレートやカーテンレール、照明器具まですべて変色していました。
処分するものもありましたが、コンセントのプレートや照明器具などそのまま使用するものもありましたので
スタッフが丁寧に洗って取り付けてくれました。

壁紙が白くきれいになるとこういった変色した部分が際立って見えてしまうので
取り替えてあげたり、洗ったりするとより気持ちよく過ごせますね!
コンセントプレートですとホームセンターで100円くらいで買えますのでおすすめです。

今回カーテンは処分するとのことでしたが、カーテンレールはそのままにされるようでしたので
カーテンの見本帳もお渡ししました。

クロスエスは壁紙が専門ですが、わたしたちの周りにはそれぞれの分野で
専門的なスキルを持った職人仲間がいます。
そういった仲間をご紹介することもできるので、どうぞお気軽にご相談ください。

2023年8月6日完了 和歌山市西浜O様邸

和歌山市西浜O様邸壁紙張替工事、完了です。

5月末にインターネットで検索していただきお問い合わせをいただきましたお客様です。

6月にダイニングキッチンのクロス張りのご依頼を頂いてから、僕達の仕事、その仕上がりを見ていただき、

玄関、階段ホール、洗面室、和室の壁紙張替を追加依頼していただきました。(#^^#)

お客様は日曜日の工事をご希望でした。もちろんクロスエスは日曜日の工事も承ります。

やはり、仕事が休みの土日に工事をお願いしたいというお客様は多いです。

遠慮なく当社にお問い合わせくださいね。

 

和室の養生作業です。

まず畳に糊がつかないように、マスカーテープ(ビニール養生)を畳よせの部分に張りつけます。

そして畳はマスカーをかぶせるように養生ボードで完全養生。お客様の大切な財産である畳を傷めることなく施工する為です。

壁紙張替前の様子。少し暗い印象の和室ですね。

 

最近は和室も和洋折衷が主流です。あまり和室和室した雰囲気の部屋はトレンドからは外れます。

僕は結構昔ながらの和室の雰囲気は好きなんですけどね。

O様との打ち合わせの際、和室はアイボリーくらいの色で明るく見せるのがいいですよ!とアドバイスさせていただきました。

真っ白のクロスを和室の真壁に貼るのは明るくなりすぎて和室の良さを損なう可能性があるので、

少し色味的に僕は抵抗がありますが、アイボリーは和室の雰囲気にもあう色味だと思います。

壁クロスの品番はサンゲツのsp9729スタッコ調の少し厚みのないタイプの壁紙です。

厚みの無いタイプのクロスは、下地の凸凹が表面に浮き出てくるリスクがありますが、クロスエスに依頼すれば安心。

当社は壁紙専門店ならではの「妥協のない下地作り」を売りにしています。

そこがリフォーム業者様との決定的な違いです。

 

 

 

施工前の写真です。壁紙の黄ばみや変色が見られました。

 

天井にブルーのアクセントクロスサンゲツRE53253 で清潔感を演出。

壁にはサンゲツsp9781こちらも爽やかなお色味の人気の縦柄です。

今回クッションフロアの施工も併せて行いました。品番はサンゲツHM16128です。

 

階段施工状況 剥がし下地処理後の写真

 

仕上がり写真

玄関階段ホールは 天井壁共にサンゲツsp9769 2023年の新色です。

壁紙の接着剤はウォールボンド社「マイスターA」高接着、変色の少ない糊です。

下地補強材として、石膏ボード面にはニットーパワーシーラーを全面塗布、

ベニヤ面には灰汁止め効果のあるウォールボンド社「シーラーセットアップ」を塗布しました。

ひび割れが見られた部分には、ニットータフクラックを充填。パテは3回塗りです。

 

施工最終日の帰り際、お客様には「壁紙の不具合がもしでてきたら即対応しますので」とお声がけをさせていただきました。

「またトイレのクロス張替も検討しているのでその時は是非お願いしたい」と有難いお言葉も頂きました。

壁紙張り替えは、日々の生活拠点である家を華やかにしてくれるものです。

和歌山の壁紙張替はぜひ壁紙張り替え専門店クロスエスにご依頼ください。

大阪府貝塚市二色 M様邸

2023年7月28日 大阪府貝塚市二色 M様邸 完了いたしました。

 

 

今回、5月からメールでお問い合わせをいただき、図面のデータを基にした概算のお見積りからスタート。

お客様が海外在住という事もあり、すべてメールで調査日に向けた打ち合わせを行い、壁紙のサンプルなどを大量に取り寄せました。

そして1時帰国のタイミングで現地にて初対面。

もともとは内装の壁仕上げは、すべて左官(塗り壁)を検討されていたそうです。

というのも、壁紙は少し高級感にかけるというイメージをお持ちだったようで、

壁紙張り替え専門店ならではプレゼンで壁紙の魅力、可能性をお伝えし見積書を作成、ご依頼をいただきました。

 

工事初日、先ずは床の全面養生からのスタート。

当社が壁紙を張り替える際の基本の工程です。

工事範囲はトイレと洗面室を除くすべての天井壁です。

養生が終了すると剥がし作業です。今回2階の寝室が以前住んでいた方がクロスの上から塗装しており、剥がすのが大変でした。(;^_^A

その後、剥がしたすべての面にシーラー処理。下地は石膏ボード、モルタルの2種。

今回使用したのはニットーのパワーシーラーです。どちらの下地にも相性の良いシーラーです。

シーラーが乾燥した後、入念なパテ下地処理の作業。

パテ研磨後、貼りこみです。

 

リビングルームの腰上の壁にはサンゲツのXselectシリーズから「SGB2187」の織物クロス。縦ストライプのドレープです。

施工難易度が高く、糊付けのタイミングを一歩間違えれば、たちまち糊が乾いて施工不良をおこしてしまいます。

熟練の技術を必要とする壁紙です。

縦ストライプと腰壁は非常に相性がいいですね。腰壁の圧迫感をストライプの「天井を高く見せる視覚効果」で和らげてくれます。

リビングで使用した接着剤は、煮糊ベースの「ウォールボンド105」商品説明はこちらのブログでご確認下さい。(^^♪

通気性が高く変色しやすい天然素材の壁紙にはもってこいの接着剤です。

 

和室の壁には「SGB2069」の紙の壁紙。こちらも通気性の高い商品で変色しやすい壁紙です。

こちらで使用した接着剤は「ウォールボンド100」です。

 

そして階段、玄関、ホールの壁のクロスはリリカラ「LL7649」

太めのストライプです。これもかなり腰壁とマッチしています。

 

独立したキッチンの壁には今現在もトレンドの壁紙「Th32725」白いタイル柄です。

全ての天井にはLL7665 無地のシンプルなクロスをチョイス。

寝室にはシックな色合いの「FE74156」

子供さんのお部屋には「FE74038」の塗り壁調のクロスをベースに「LL7059」の濃い目のブルーをアクセントに。

 

 

施工後の掃除はしっかりと。来た時よりも美しくです。

 

工事期間は10日の長丁場でしたが、お客様ともすっかり仲良くなり、多くの配慮をいただき、

仕事のしやすい環境を与えてくださいました。

 

 

完了後に記念写真をお客様に撮影していただきました。お客様は顔出しNGですので我々だけですが。(;´∀`)

いつもいい仕事をしてくれる職人仲間には感謝しかありません。

 

大阪府貝塚市M様この度は誠にありがとうございました。(^^♪

和歌山県紀の川市粉河町K様邸

2023年6月22日 和歌山県紀の川市K様邸 完了です。

 

今回は、洋室一部屋の壁紙張替です。

設計士さんからのご依頼で京都にあります老舗「龍村美術織物」の絹で織られた一点ものの壁紙を施工させていただきました。

 

張替のクロス下地はベニヤ下地。以前の壁紙を剥がすと木の灰汁がかなり出ていました。灰汁止めを行っていない証拠ですね。

今回の織物クロスも、私たちが着用している衣服と同じように、非常に通気性があり外気や下地の影響を受けやすい材質です。

クロスエスは必ずベニヤ下地や生木にクロスを施工する際は灰汁止めを行います。

灰汁止めに用いるのはウォールボンド工業のシーラーセットアップ。

下地にしっかり浸透し灰汁止め、吸水調整、接着補強の役割を果たしてくれる万能シーラーです。

 

ベニヤ板の継目にはところどころクラック(ひび割れ)が発生し、先ずはそれをすべてVカット。

その後、耐震パテ(ニットータフクラック)でひび割れ対策を施し、その後下塗り上塗りの3回仕上げです。

基本は織物クロスは厚みがあり下地の凸凹が出にくいとされていますが、

どんな壁紙であろうと最善の策を講じるのがクロスエスのモットーです。

 

下地材が完全乾燥した後、クロス張り。

天井はサンゲツ社のSGB2134 こちらもD級クロスの織物です。

 

壁は冒頭でお話させてもらった龍村美術織物のクロス一点ものなので品番はありません。

1mあたり¥15,000の超高級壁紙です。

織物クロスは通気性が高いため、壁紙の裏うちの紙に糊を塗布後短い時間で乾燥が始まります。

糊を塗布するタイミングを見誤ると命取りです。施工時間はスピードが求められますし、

表面を汚してしまうとその汚れが取れないなどの厳しい条件があります。

そして素材自体が高級なので失敗は許されないというプレッシャーとの戦いです。

今回は裏打ち紙にフィルムを加工する「ラッピング」で施工いたしました。

織物の場合、ラッピングをしてもあまり乾燥時間に差はないのですが、ラッピングをする目的としては糊が壁紙の表面に回ることを回避することと、糊の目をつぶすことで糊目を出さないという目的があります。織物クロスは糊の塗布量も多めなので糊目が出やすいんですね。

今回使用した壁紙の糊は、

ウォールボンド工業の「ウォールボンド100」これに「ウォールボンド200」を3分の1の割合で配合したものを使用いたしました。

原液使用の、変色の少ないタイプの糊です。

 

織物や珪藻土クロスなどの通気性の高い「役物」は、安価な普及品の糊では後々変色や剥がれの原因を大きく受けます。

クロスエスはどのような現場でも、接着剤にこだわり「綺麗が長持ち」する施工を提供いたします。

 

龍村美術織物の絹織りの壁紙は圧倒的な存在感でした。

継目が目立ちますが、これも織物クロス特有の風合い。

職人としてとても貴重な経験でした。

この度は誠にありがとうございました。

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